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2019年10月 9日 (水)

車お宝話(516)ZZで秋のベッキオバンビーノを走る 2

さぁ~、いよいよ出発の順番が回って来た!

この順番は年式の古い順にゼッケンナンバーが振り分けられるので、

ゼッケンナンバー順にスタートする。

概ね戦前の車が先頭集団を占めるので、100台近く出走するなかで、

僕の車は「66」番となったのだろう。

先発ドライバーを僕が務め、女性アナウンサーの車紹介のなかを、

大勢の、見送る人たちの拍手をうけ、ゆるゆるとスタートゲートをくぐる。

「そこを左へ」・・・助手席では初出場の白石君が早速コマ図を読んでいる!

僕は感慨深く「ZZ」のステアリングを握りしめ、これから2日間の期待と不安に

浸っている。

Img_4224_20191009154301

めったにないほどの快晴の中、オープンのZZは快調そのもので、

新車時に乗った感覚とほぼ変わりない!

1時間ほど走ってふと気が付けば、不安などすっかり忘れ、小気味よいシフトを

繰り返し、エクゾーストノートを楽しんでいるではないか・・・

だんだんと心の奥に潜んでいた、得体のしれない何かが表面化してきた!

「これだ」、最近までモヤモヤしていた気持ちが一瞬にして吹き飛ぶ・・・

探し求めていた何かが、いや車が見つかったのだ!

「やはり自分の人生を掛けて造った車が、稀薄になっていた心を救ってくれた」

このサイズ感で求めていたものが、軽いし、走るし、レーシー、

なにより、シフト感と、ブレーキが最高、だから楽しいし、乗っていてうれしい!

以前にも書いたが、僕は「アルピーヌA108」に乗って頭をガツンとやられ、

こんなクルマを造りたいと真剣に思って、45歳の時に開発に取り組んだ・・・

そして49歳の時に1号車が完成したのだが、造る大変さ、お金の苦労等、など、

正直その時は疲れ果てていて、本当の、この車の良さを理解できていなかった

ように思う!

Img_4200_20191009154401

あれから25年以上の時が過ぎ、純粋にこの「ZZ]の全てを知ろうと思った時、

信じられないような「感動」と、「興奮」が僕の心に戻ってきた・・・

それを素直に表現した言葉が、乗って「楽しい」「うれしい」「幸せ」となったのだろう!

1年ほど前、大好きな「アルピーヌA110」が復活したというので、1号車を買う積りで

フランスに出かけたが、一目見て、大きくなったボディにガッカリしたのを思い出す。

よかった、ほんとうに良かった、追い求めているものが見つかったのだから・・・!

つづく!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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