車お宝話(426)「トミタオート時代」
つい先日、画面が大きいから見やすいよ~、って友人に言われ、
[iphone]の携帯を「6プラス」に交換した。
この時に写真アルバムを整理し、「トミタオート時代」という
項目を、[myphoto]のアプリに追加!
幸い全国的に数少ない「アップルストア」が本院の近所にある。
何でも相談に乗ってくれる、クルマ好きのスタッフに頼んで、
[ipad]から数百枚の写真を[iphone]に移してもらったのだが・・・
そのアップルのスタッフは相当古い「アルファロメオスパイダー」
に乗っていて、始終壊れまくっているらしい・・・
そのスタッフが写真を見ながら、これは?、これは?、と聞くから、
つい僕もその気になって、これはね~、って、ご機嫌で答える・・・
それでなくてもいつも混んでる「アップルストア」の周囲に気を遣い
ながら、それでも予定通り、1時間ほどで完了したけど!
でもでも、この夢中で話した1時間の想い出の話は楽しかったな~・・・
23才で独立した時の開店日の写真から始まって、今や手が出せないほど
高騰したスーパーカー達の写真がズラリ・・・
スーパーカーブームに始まって、アルピーヌA110のブームまで、
写真を見ていると、鮮明にその時代がよみがえる・・・
まだ「AMG」や「ハルトゲ」のブランド展開前の話しだから古い話だ!
だから「トミーカイラ」のブランド展開はもっともっと後の話しになる。
それでは、この「トミタオート時代」の写真を少し紹介しよう・・・
ランボルギーニイオタ、ミウラSV、ハラマ、エスパーダ、ウラッコ・・・
ポルシェ904GTS、ポルシェ2.7RS、911S、914/6、356・・・
マセラッティボーラ、メラック、パンテーラ4GT4、GTS、
フェラーリBB、308GTB、330GTC、ディーノGT、GTS、
アルピーヌA110S、G、ライトウェイトバージョン等々・・・
今をもってしても、どれ1台として興味を失ったクルマはない・・・
やっぱりこの当時のクルマは、僕にとって青春を一緒に過ごした仲間
と同じで、いまでも忘れることのないクルマたちだ!
憧れのポルシェ904を手に入れた時の天にも昇る様な気持ち・・・
ポルシェ2.7RSを2.9にボアアップして余りの速さに仰天した時・・・
半年も粘って譲り受けた356ガブリオレは9年間で千㎞も乗らなかった・・・
イタリアに何回も飛んで細かくオーダーしたパンテラGT4への想い・・・
日本1号車の308GTB、大好きなディーノは数えられないほど・・・
当時2台しかなかったアルピーヌA110をフランスで大量捕獲・・・
それら1台1台を、鮮明に覚えている。
その40年前に愛したクルマたちは、立派に成長し、どれも、これも、
今ではすっかり「プレミアム・クラシックカー」になってしまった。
けれど、そんな素晴らしいクルマたちが現役の頃に、この手で触れ、
思う存分走らせ、そして我が物として所有できたことは、
生涯の想い出となって、幸せな気持ちにさせてくれる・・・
エンジンを掛けるときの様々な儀式、クラッチのミート具合、
走り出す時の排気音、ステアリングの感触、回転を上げた時の痺れる音、
どれもこれも、僕の記憶の中ではシッカリと、まだ走り続けている・・・!
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コメント
うわーっ、懐かしのトミタイオタ!!
それにパンテーラGT4!!
社長がイタリアに行ってオーダーした車ですね。
このパンテーラが大好きで、毎日のようにワックス掛けて、3日に一度はエンジンも始動させてましたよ。
富田社長の愛した車達は、僕にとって憧れでした。
投稿: Komori | 2014年12月24日 (水) 18時41分
ね~、みんな懐かしいクルマばっかりやな~!
いい思い出やね・・・!
投稿: 富田義一 | 2014年12月25日 (木) 15時24分
何度見てもデトマソロンシャンって渋いですね♥
ギアのトム=チャーダ氏のデザインになる3ボックスの4座クーペボディの端正さは歴史を超えて不滅なのと同時に、同ボディシェルにフルアが手を加えてマセラティブランドで売り出した姉妹車「マセラティキャラミ」よりもピラーが細いことも相まって繊細な魅力を醸し出している点には脱帽させられます。
投稿: 真鍋清 | 2014年12月30日 (火) 07時53分