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2014年9月

2014年9月22日 (月)

車お宝話(420)ペブルビーチ・コンクール・デレガンス(Ⅴ)

いよいよ最終日の日曜、メインイベントの「ペブルビーチ・
コンクール・デレガンス」が、ゴルフの聖地とも言われる
「ペブルビーチ・ゴルフコース」の18番最終ホールを使って
開催される。

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毎年開催され、権威あるこの「コンクール・デレガンス」は、
世界的にも注目度が高く、新型車のワールドプレミアの場と
しても有名。

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世界的に超希少なクルマ達が、数十年の時を経ていながらも、
全く新車のような素晴らしい状態で展示されているのを見て、
ちょっと信じられない気持ちになってしまった。

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まるでタイムスリップしたかのような光景に、ただただ唖然!
別世界にいるような錯覚に陥ってしまった!

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この栄えあるコンクールは賞を取ることを目的としてレストア
されたクルマが中心だが、ノンレストアのカテゴリーも用意され
ているから楽しい・・・

殆どのクルマには数人の「ほこり払い役」みたいな人が横に居て、
常にボディを磨いているから、当然「さわるな」の状態・・・

ところがノンレストア車の中には「さわり倒して」みたいな紙が
張ってあったヤツがあって、思わず噴き出してしまった!

このコンクールの審査員には、世界中から数十人の人が選ばれ、
10年以上務めた人、20年以上の人などキャリア組も多い・・・

日本からも数名の審査員が選ばれているが、今回お世話になった
日産自動車の中村史郎専務が、丁度10年目の表彰を受けていた。

もう一人「トミーカイラZZ」や「ZZⅡ」のグランツーリスモ
でお世話になった、プレステの山内氏も審査員として壇上で紹介
されていた。

久しぶりにお会いして「グランツーリスモ」の世界的な活躍を目の
辺りにして、おなじ日本人として少々誇らしかったが・・・

やはり知り合いの日本の方が審査員というのは、うれしいもんだ!

そんなわけで僕は、史郎さんのワインも食事も付いた特別室から、
ゆっくりとこの「コンクール・デレガンス」を見学させてもらった。

世界で最も権威ある、クラシックカー・コンクールの『第64回
ペブルビーチ・コンクール・デレガンス』のグランプリには、
「フェラーリ375MM」が・・・

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イタリア映画の巨匠、故ロベルト・ロッセリーニ監督が、
女優で妻のイングリッド・バーグマンのためにオーダーメイド
で作らせた、スカリエッティ・クーペ「ロベルト・ロッセリーニ」
が優勝 !

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そのカラーは「イングリッド・グレー」と呼ばれる美しい車で、
最初見たとき「メルセデス 300SLR」を想像させるこのクルマに
一目惚れしたほど・・・

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オーナーはクラシックマニアで有名な、もとマイクロソフトの
社長なのだとか・・・!

そうそう今思い出したけど、前日の夜、コンクールが開催される
ゴルフコースのすぐ傍の豪華な別荘で、パーティがあった・・・

スーパーカーでお馴染みの、ビンゴスポーツさん主催の夜会で、
その席に パガーニ・ゾンダでお馴染みの、パガーニさん一家が
参加していて、一家と親しい淳君が紹介してくれたのだが・・・

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有難いことに「トミーカイラ」はよく知ってるとのこと・・・
で、話が盛り上がって思いがけず楽しい夜を過ごすことに・・・

やっぱり僕ももう一度「スポーツカー造って見ようかな~」って!

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2014年9月12日 (金)

車お宝話(419)ペブルビーチ・コンクール・デレガンス(Ⅳ)

いよいよ4日目は、宿があるモントレーから20分程
の距離にある、「ラグーナセカ・サーキット」で開催
される、クラシックカーレースに出発・・・

現地に着くと「マツダ」の看板がやたらと目につく。
聞けばマツダが
スポンサーするサーキットなのだとか!

ストレートの横にセットされた特別席は食事も、

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ワインも、食べ放題、飲み放題で、申し分なし!

盛り沢山のクラシックカーレースは年代別、
カテゴリー別と分けてあり、10種類ほど、
カテゴリーがあったような気がする・・・

パドックを見て回るだけでも立派なクラシックカー・
フェスティバルといった雰囲気で、前日に40億もの
値が付いた250GTOや、275GTB、

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ポルシェカレラGTS、コブラなど、価値の高い車が
あちこちに置いてある・・・

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それも展示車じゃ~なくレースに出場するクルマたち
なんだから・・・

どこのピットも、古いレーシングカーのセッティング
に余念がなく真剣そのもので、中には戦前のクラシックカー
部門で走るF1カーなど、初めて目にする車も結構あった。

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そうそう、パドックをブラブラしていたらトヨタS800
のレースカーが目に入ったので立ち寄ってみたら、
知り合いだったので一緒に記念撮影・・・

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「でも大変だよ~、3分の1の排気量で戦うんだから」って!

だから予選も、本番も見たけど、常にモーガンと最後尾を
争っていたな~・・・
でも800ccのこんなちっちゃな日本車が一生懸命走ってる
姿は感動もので、毎回目の前を通過するときは皆で大声援
を送った。

他にも日本車はハコスカのGTRやフェーレディZが
数台参加していて、結構活躍してたけど・・・

戦前、戦後のスポーツカーから、アメ車一色のストックカーレース
まで、それぞれ違った排気音を轟かせながらの真剣勝負・・・

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午前の予選は、殆どがそのクルマのオーナーがハンドルを
握っているが、午後の決勝なんてプロのドライバーが本気で
走って来るから面白い!

スピンあり、激突ありで、こちらも結構本気で見てしまう・・・

メインイベントはアメリカらしく、トランザム、シェルビー、
カマロ、チャレンジャー、クーガなど、当時はホモロゲーション
を取得している一般市販車がレース車両として使用されていたから、見ていて楽しいし、親近感が湧く!

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そんなバリバリのストックカーが、目の前で本気で走るんだから、
その爆音は相当なもの・・・

僕も以前レーシングチームをもっていたから、いろんなサーキット
を数限りなく経験したけど、これほど楽しいサーキットは初めてだし、
これ程ドデカイ爆音は聞いたことがない・・・

やはりアメリカ人の真骨頂は、すべてに於いて「ドデカイ」ことか!

それにしてもフェラーリ、マセラッティ、アストン、ポルシェ、アバルト、
ジャガー、デイトナ、ロータスなど、1台数億、数十億もする車で本気で走るんだから羨ましい!

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でもでも、あとで聞いた話だけど、幾らぶつかってもレーシングカーの
価値は変わらないんだって・・・

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まぁそれは、余程貴重なクラシックカーの話しなんだろうけどね!

 

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2014年9月 5日 (金)

車お宝話(418)ペブルビーチ・コンクール・デレガンス(Ⅲ)

3日目は中休みって感じで、カーメルの街を散策しようって事に・・・

4日目は「ラグーナセカ・サーキット」、5日目はメインイベントの
「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」と、盛りだくさんの
イベントが待っているんだから・・・

海外で良く利用する「UBER」のタクシーをチャーターして
カーメルの街まで・・・

この「UBER・タクシー」の組織は、旅行者にとって大変便利で、
結構な高級車が登録されているから、流しの少ない海外では特に
有難い・・・

やってきたのは「日産の高級車」だったけど、親切な運転手が、
”今日は午後からパレードがあるから”って教えてくれた!

でもでも、カーメルの街に来て驚いた、道路のあちこちに
オーナーが自慢のクルマを駐車しての「大展示会」の様相・・・

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少しでも人通りの多い所に駐車しようと、派手なクルマたちが
場所取りのために走り回っている・・・

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中には道路に赤い毛氈まで敷いてある所もあるけど、多分お店が
客寄せのために、「赤い毛氈」に相応しい車に駐車してくれって事か・・・

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駐車した車の傍で、オーナーたちが自慢タップリに、ボンネット
を開け、身振り手振りで大自慢大会・・・

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そんな光景を目にして感じた事は、やっぱりアメリカは「車天国」
なんだな~って・・・

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だって、見てる人も、見せびらかしてる人も、みんな幸せそうで、
この友好的な雰囲気に、僕としてはちょっと嫉妬しちゃったな~!

午後からはオーナーたちが自慢のクラシックカーで、「パレード」。

それも州警察公認で、道路も封鎖され、先頭には往年の白バイや、
クラシックなパトカーが、大音響のサイレンと共に先導車として、
得意げに参加している・・・

コルベット、ムスタング、ロールス、アストン、ポルシェ、シトロエンなど、
世界中の車が年式を問わず、各々手を振りながらのパレード!

懐かしかったのは昔乗っていたシェルビーや、コルベアコンバーチブル、

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コルベットスティングレイなど、今では滅多にお目に掛かれないクルマたちと出会ったこと。

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そんなパレードを楽しく見送っていたら、すぐ横にオシャレな路地を発見・・・
少々小腹が空いたからと、美しいお庭のレストランで軽い昼食。

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ワインを数杯飲んだあと、ぶらぶら散策していたら、ものすごく綺麗
な「アストンマーチンDB5」が佇むように画廊の前に停まっている。

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何とも言えぬロケーション、この街に、この道に、この雰囲気に似合いすぎる・・・

そんなことを想いながらうっとりしていたら、「DB5」が停まっている
画廊の奥から、真っ赤な「フェラーリ250GTO」が目に飛び込んできた!

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3点に分かれた大きな絵は、カーデザイナーで画家の「Charles J.Maher」という
名の知れた画家が描いたもので、明日には「コンクール・デレガンス」の会場に
持ち込まれるのだという・・・

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「コンクール・デレガンス」の会場に、絵画のコーナーを持つ氏のファンは多く、
特に今回は「フェラーリ250GTO」がオークションで話題になっているから、
間違いなく売れてしまうだろうと、老舗の画廊の主人と娘さんが言う・・・

とてもとても本物は買えないけど、僕はこの絵に一目惚れしているからと即決!
あとは日本に送ってもらい、着くのを楽しみに待つばかりなり・・・。

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2014年9月 3日 (水)

車お宝話(417)ペブルビーチ・コンクール・デレガンス(Ⅱ)

2日目は早朝から、オークションのメイン会場へと出発!

ホテルから20分ほどの会場には、既に多くの出品車と、
参加者で大賑わい・・・

駐車場に居並ぶクルマも、クラシックカーや希少車が多く、
クルマ好きの祭典といった雰囲気は、否が応にも盛り上
がる・・・

僕なんか最初に目の前にあった「ランチア」に目が釘付け・・・

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でも置いてあるクルマ全てが魅力的で、目移りも当たり前。

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こんなクルマでも軽く1千万円は超えるんだから・・・

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でも見慣れてくると、みんな新車のような状態になっている
から、多少の違和感を覚える!

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確かに美しいことは素晴らしいんだけど、なんて言うか、
年輪から来る味わいや、ヒストリーが掻き消されている
様で寂しい気もする・・・

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なんてことを淳君に云ったら、ちゃんと「ノンレストア」
のコーナーもありますよ~、って!

状態の良い「ノンレストア車」は「レストア車」と値段は
変わらないんだそうな・・・

特に希少なモデルは、外観や内装、エンジンなど腐って、
ぼろぼろでも「フレーム番号」さえ残っていれば超高値で
取引されるのだという。

そんな大富豪の「コレクターズアイテム」には、世界に数台、
数十台といった手付かずの名車が選ばれ、数年掛けてレストアし、
そしてコンテストに出品、輝かしい賞を取った翌年には、この
「ペブルビーチ」のようなオークションに出品され取引される。

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そんな縮図がこの「オークション会場」には潜んでいる・・・

今回の目玉「フェラーリ250GTO」は下馬評では60億円
とも噂され、オークション会場は超満員!

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半分以上は立ち見の状態、熱気と活気の中でセリが始まった・・・
簡単に30億円までは値が入ったが、それからあとはジリジリと。

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結局、手数料込みで40億円弱での落札となった!

あとで聞いた話だが、このレーシングカーの「250GTO」は
車歴の中に死者が出ている経歴があるため、値段が伸びなかった
のだとか・・・

また、毎年クラシック・フェラーリが12億、26億と鰻登りに
値段が上がったため、ここでやっと正気に戻ったのだとか・・・

やはり希少で人気のある「クラシック・フェラーリ」、事の真相は
知らないが、アレやコレやと噂には事欠かない、大スター振りだ!

でもオークション史上最高値となった、「250GTO」が競られた
「オークション会場」に僕が居たことは、いい思い出になるだろうな~。

結局僕は、刺激された訳でもないが、カーメルの街で最も古い画廊
から、「250GTO」の大きな絵を手に入れたけど・・・!

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