車お宝話(413)ドロップヘッドとフィクスドヘッド
早い話、今回のタイトルは、コンバーチブルかクーペかを、
古い昔より英国では、ドロップヘッドかフィクスドヘッド
の名称で区別しているのだが・・・
ドロップヘッドクーペ、フィクスドヘッドクーペと言う風に・・・
実は何故こんなタイトルになったかと言うと・・・
最近仕入れた9台目のオープンカーが、実はオープンカー
ではなく、フィクスドヘッドクーペなのだそうな!
ドロップヘッドクーペ、即ち頭の幌が下に降りるクーペ、
ではフィクスドヘッドクーペとは、頭が固定されたクーペ
ということになるのだろう!
最近のイメージでは幌付のクルマをクーペとは呼ばないが、
昔はドロップヘッドクーペと言っていたし、今でもロールス
ロイス・ファントム・ドロップヘッドクーペといった正規の
名称のモデルもある。
今回仕入れた1957年モデルの「MGA・フィクスドヘッド
クーペ」は、外観からはオープントップにハードトップを
乗せたように見えるが、室内から見れば立派なクーペ仕立
ての内張りで、しっかりと固定されているから取り外しは
できない!
余談だけど、「トミーカイラZZクーペ」と言ったモデルを
後期タイプから発売したけど、やっぱりイギリス生産のZZ
だから、これと気分は全く同じだったけどね・・・
ドイツ車のオープンカーに多いガブリオレは、主に布製の幌
に内張りをつけ、寒い冬でもなんら支障が出ないほどの完璧
な室内空間を確保しているのが特徴で、公用にも使えたほど・・・
それに比べ、カルフォルニアは年中気候が安定しているから、
布かビニール系の簡単な幌がついたコンバーチブルが多い!
まぁなんにせよオープンカー好きの僕だから、仕入れる車は
屋根が開くモデルが圧倒的に多くなってしまう・・・
因みに8台のコンバーチブルや、ガブリオレモデルを簡単に
紹介しようと思うけど!
57年「フォードサンダーバード」(通称ベビーサンダー)で
超珍しいツインキャブレター・モデル
65年フォードムスタング・コンバーチブル
67年フォードムスタング・コンバーチブル
93年ジャガーXJS V12・コンバーチブル
92年ロールスロイス・コーニッシュⅢ・コンバーチブル
ガブリオレモデルは・・・
71年メルセデスベンツ 280SE3.5・ガブリオレ
93年メルセデスベンツ 320CE・ガブリオレ
それに新しいけどポルシェ4S・ガブリオレ・・・
だから「MGA・フィクスドヘッド・クーペ」は
残念だけど、9台目のオープンカーには入れられない!
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