« 2013年10月 | トップページ | 2013年12月 »

2013年11月

2013年11月20日 (水)

車お宝話(397)「トミタオート復活」の取材が!

先日「トミタオート復活」をタイトルにした取材を受けた。
30数年の時を経ているのに、本当に有難いことだと思う!

昔の「トミタオート」との違いは看板に掲げたサブタイトルが、
ワールド・エキサイティングカーからワールド・クラシックカー
になったこと!

この取材の最初にも、「どうしてクラシックカーがメインに
なったんですか?」って質問があったけど・・・

早い話、当時扱っていた、昔懐かしいクルマを集めていたら、
それを現代では「クラシックカー」と呼ぶようになっていた
だけのこと。

それはそうだよね~、だって僕が既に68歳にもなっている
んだから、共に立派なクラシックですよ!

そんなことで、ちょっとモノクロ写真にしてみたんだけど・・・
クラシックカー効果か、昔の写真みたいで、なかなか面白い!

___1

カメラマンさんの衣装もお洒落なレトロ調で、いい雰囲気だし、
工場の雰囲気も昭和だから、まるで映画のセットそのものだ。

___2

こんな風に昔になりきって色々楽しめるのが、クラシックカー
のいいところなんだな~と、しみじみ思ったんだけど!

それはそうだよね~、「クラシックカー」だって歌と同じで、
その当時の思い出や、香りを、懐かしみながら、楽しむもの・・・

だから走らせなくても、ガレージに置いてあるだけで落ち着くし、
安心するんだよな~・・・

そして気分がいいときに、たまに引っ張り出して乗るのが、
僕流の「クラシックカー」の楽しみ方だと、勝手に思ってる。

それにしても、普段は最近のクルマばっかり乗っているから、
改めて大きな進歩を感じる・・・

クラシックカーから乗り換えて、最近のクルマの運転席に座る
だけで、否応なしに時代の経過を感じてしまう・・・

クラシックカーのダッシュボードって、ものすごく機械的に、
スピードメーターとタコメーター、その他の計器類が居並び、
そして整然と必要最小限のスイッチ類がそこにある。

この必要だから付いている感じが、何とも言えない郷愁をそそる!

とにかく反応がダイレクト、コンピューターとか一切介在しない
からだろうが、凄く直接的で男性的なマシンに乗っている満足感
がある。

だから、いま時から思えば大した性能でもないのに、心が高揚し、
運転すること自体に、おおきな喜びを感じるのだろう!

一方、現代のクルマは性能も桁違いに凄いのに、安心感は抜群で、
緊張することなど何もない・・・

でもでも、あまりにイージー過ぎて、まるで緊張感が湧いて来ない!

いつだってクラシックカーに乗る前に感じる、あの緊張感が・・・

マセラティの音は最高だし、ボクスターは一瞬でオープンになる、
イボーグはお洒落な4駆で良く走る・・・

そのうえ、痒い所にまで手が届き、楽しみまで演出されている!

それぞれ至れり尽せりで、もうなにも不自由はないが、でもでも
それに慣れてしまえば当たり前で、有難味を忘れてしまう・・・

だけど、クラシックカーに乗った途端、その忘れていた気持ちが
一瞬にして蘇るから、不思議だ!

そして古いクルマの良さと、最新のクルマの良さを、瞬時に理解
させてくれるんだから有難い・・・

だからクルマ好きにとって、古いクルマに価値を感じるのだろう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月11日 (月)

車お宝話(396)やっと稼働し始めた2つの工場

京都の二条城前と、滋賀県の栗東市にある工場が、
ボチボチ稼働し始めた。

Img_4434

二条の工場で、ドイツからのパーツを待っていた
「280SE3.5カブリオレ」の「バキュームセンサー」
がやっと届き、待ちに待った試運転で北山を走る・・・

Img_4343

もともと市街地走行ではそんなに問題はなく、
至極調子よく走っていたのだが・・・

でも、待ちに待った「バキュームセンサー」を
交換した途端、回転の上がりも、エンジンの音も、
それまでとは違う心地よさ!

Img_4436

Img_4440

Img_4444

足回りもしっかりしているし、エンジンルーム内
の景色も、新しいパーツがかなり目につくのに、
この「バキュームセンサー」だけは手付かずだった!

推測するに、多分「バキュームセンサー」が手に入らず、
前オーナーは手放したのではないかと思うのだが・・・

ゆっくりと街乗りしていれば、全く問題はないのだが、
高速道路に入ると、息つき(ノッキング)するのが
だんだんと激しくなって、嫌気がさしたのだろうか・・・

この「バキュームセンサー」はボッシュ製で、僕が
探した時は世界に一つしか在庫はなかった。

でもご安心を、ドイツのボッシュ社に問い合わすと、
このような車が増えて来たから、造り始めたとの事!

需要におおじてどんなパーツも新しく造りだされる
クラシックカーのパーツ。

この栗東工場に置いてある「ムスタング」も「コルベット」
も「サンダーバード」のパーツも、ネットでアメリカの
パーツ屋さんを巡れば、ほぼ確実に揃うんだから
有難い時代だ!

Img_4348

話は全く変わるが、人間もクラシックになれば確実に
脊髄がすり減って、損傷してくる・・・

クルマも人間も老化するのは当たり前のこと!

僕も今年の4月に、死ぬほど辛かった重度の頸椎の
ヘルニアを、レーザーのオペで克服したが・・・

そんな時、当院でやってる加圧のインストラクターが
面白い治療器を持ってきた。

Img_4456

普通、脊髄の調整や調律は寝て行うのが当たり前だが、
こいつは立ったままで行う、というもの・・・

原理から言って、人間は立ったまま歩くし、その時間
も長いのに、治療は寝て行うというのもおかしな話だと
は思っていたが・・・

そこで3回ほど試してみたら、この通り永年の猫背が
改善しているではないか!

Img_4461

Img_4462

聞けば、ヘリニアの人には特に良いらしい・・・
オペ間際の人の痛みが解消し、手術をやめたんだって!

歳を取るのも悪くはないな~、人もクルマもどんどんと、
新しい治療方が出てくるんだから!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月 1日 (金)

車お宝話(395) 一時代を築いた創始者の幕引き

カーグラフィック初代編集長・小林彰太郎氏が享年83歳で永眠。
一時代を築いた創始者の幕引きとなってしまった!

僕に限らず、近い年齢のクルマ好きが必ず愛読し、「CG」を
参考書の様に崇めて読んだ経験を、誰もが持っていると思う!

特に僕の様に自動車の世界に身を置いた人間なら、殆ど教書的
な存在と言ってもいいし、辞典のような役割でもあった。

今でも創刊号と、創刊号レプリカは大事に持っているほどだ!

そう言えば、二条の工場に開店の祝いとして殆どの「CG」を
プレゼントしてもらう事になっているが、事務所の整理が後手
に回って、まだ貰いに行けてないな~・・・

それほど「CG」は価値があるというか、必需品なんだから!

必ずカーグラフィックのスタッフが取材し矢田部でテストをする。

だから信頼性の高いそのデータと、試乗記を読んで、僕らは胸を
膨らませる・・・

そんな教書のようなカーグラフィック誌に、その内だんだんと
参加したくなり、面白いクルマを輸入しては、取材してもらう
ようになる・・・

最初の取材は何のクルマだったか思い出せないが、時代からして、
多分スーパーカーだったと思うが、「CG誌」は頑なにスーパーカー
の名称を使わなかったと記憶している。

でもでも、今でも記憶に強く残るのは、「アルピーヌA110と、
シムカラリー3」の取材!

確か8ページか、9ページの、大型取材だったと記憶しているが、
違うかも・・・

この時はもう嬉しくってね~、取材誌を余分に何冊も頂きましたよ!

特にその頃は岡崎宏さんと仲が良く、いろんな取材に参加させて
もらったし、何時も、いつも、クルマ談義に花を咲かせていたな~・・・

当時大スターだった野球選手の掛布雅之さんとも、クルマの取材で
知り合って、大の仲良しになったしね~!

「ZZ」の開発中も、当時編集長の熊倉さんがカーグラフィックを
代表してずっと見守ってくれたし、今となっては楽しい取材シーン
ばかりが目に浮かぶ・・・

でも、やはり一番記憶に残るのは、ポールフレールさんが「ZZ」の
ステアリングを握り、パッセンジャーシートに小林彰太郎さんが
座っている写真だ!

確か「CG」イベントの一環で「世界のスポーツカー一気乗り」の
取材だったと思うが、丸々1ページの大きな写真だった・・・

そして翌日のイベントでポールフレールさんが、日本車の中で
「ZZ」がベストだと、彰太郎さんの通訳で知らされた。

2位、3位がインプレッサWRXと、ランサーエボだったんだから・・・

この出来事は僕にとっても、スタッフにとっても、ユーザーにとっても
なにより「ZZ」にとって、最高のプレゼントとなった!

それにしても、その豊島園のイベントには、僕は行ってなかった・・・

富士重工の親しい役員さんから電話が掛かってきて「どうして富田さん
は来てないんだよ~、最高に名誉の瞬間なのに~」って叱られたのを、
今思い出した・・・!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年10月 | トップページ | 2013年12月 »