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2013年7月18日 (木)

車お宝話(387)運転歴50周年/思い出の車たち (Ⅱ)

前回の最後に「次はホンダS600の中古車を探そうと決めた!」
と書いたが、当時、販売台数そのものが少なく、まして中古の
「ホンダS600」の売り物など滅多に出てこないのが現状だった。

それでも、当時メカニックとして在籍していたマツダディーラーが、
新機種として、当時としては画期的な水冷4気筒総アルミエンジン
を積んだ「ファミリア」を発表したことで、下取車の中に楽しそうな
車が入りだした時期だった・・・

さすがに「ホンダS600」の下取車はなかったが、「パブリカ・
コンバーチブル」ではダメかと親しいセールスマンが情報をくれた。

全く興味のないクルマったが、実物を見て一目ぼれ、4人乗れるし
結構良く走る。

Paburika

長いフロアーシフトが個性的で、何より初めてのオープンカーが
嬉しかった。

09101

結果として、この車には長く付き合ったし、休みの日には全国飛び
回った強者だ!

冬も夏も、どこに行くのもオープントップにして・・・

だからこの車のお蔭で、オープンカーと、オープンカフェ好きに
なったようなもの!

期待していなかった分、付き合えば付き合うほど、味の出るクルマ
だった。

今にして思えば、空冷2気筒は超個性的で、乗っておいて大正解の
クルマだったとおもう!

「2CV」も「チンクエチェント」も、昔は空冷2気筒のクルマが
いっぱいあったけど、空冷2気筒のスポーツカーは少ない!

そうそう、パナール24BTも2気筒だったな~・・・

A1

まぁそれが昂じて同じエンジンを積む「トヨタS800」も、その先
手にいれるのだが・・・

話を「ホンダS600」に戻す!

お気に入りだった「パブリカ・コンバーチブル」に2年近く乗った頃、
前出の親しいセールスマンが、新発売なった「ファミリアク-ペ」の
下取りに「ホンダS600」の話があるという・・・

でも、どうしても査定金額が合わないから取れない・・・
だから、僕に少々高く買ってもらえないかと・・・

その頃の中古車市場と言えば、スポーツカーなんぞ置いている店は
日本中探しても一軒もない。

たまに大手ディラーの中古車置場の片隅にポツンと置いてあるぐらいで、
中古車業者が5台、10台とまとめ買いする時に、無理やりブッ込みで
売りつける商品なのだ・・・

その頃はまだ自動車ディラーが中古車センターを持っていなかった時代!

余談だが、この経験と知識が後に日本で最初の「スポーツカー専門店」
として独立できる切っ掛けとなったのだ!

だからスポーツカーの下取りなんぞ、一番嫌われた時代!

だけど僕にとっては”有難くも夢のような話”即クルマを見せてもらう
ことに・・・

当時のホンダディラーはバイク屋さんからの転身が大半で、サービス部
は直営の「ホンダSF」というサービス・センターが各地にあり、アフター
サービスやクレーム処理を一手にこなしていた。

当時としてはかなりレベルの高い工場で、シャシーダイナモまであった。
勿論、ホンダ自身の経営だったと記憶しているが・・・

そこに友人のメカニックがいたので、購入予定の「ホンダS600」を
持ち込み、徹底的に診断してもらった・・・

走行12000kmの個体は新車のように美しかったが、DOHCの
エンジンや、4連CRキャブなど、それまでの僕の知識にはなかった
メカ部分が心配だったのだ・・・

ところがこの個体、すでに有名な「S600」で、日本の中でも1番
パワーが出ている部類に入るという・・・

聞けば前ユーザーが滋賀県の人で、出来立てホヤホヤの名神高速道路
大津インターのシェフだった人で、毎日の通勤はガラガラの高速道路
だったそうな・・・

それで納得、スポーツカーにとって最高の環境で慣らし運転がなされ、
高速向きのセッティングにしてあるという。

S600

これで文句なく購入、その後友人のメカニックがシートや幌、レンズ、
メーター類など、すべてクレームで新品に交換してくれた!

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コメント

パナール24CTの革新性に脱帽!
同時期の水準で1.8-2.0リッタークラス(ローバー2000やBMW1800)に匹敵する全長4.5mのボディをたった2気筒850ccで走らせたのだから、今日のクルマに置き換えると欧州フォード・モンデオの1.0リッター3気筒エコブースト(125ps!)の姿が彷彿されてなりません。

投稿: 真鍋清 | 2013年7月22日 (月) 21時16分

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