車お宝話(256)歴史のターニングポイントかも知れない・・・!
過渡期のHV(ハイブリッド)から一歩踏み込んで、モーター主体の
PHV(電気自動車寄りのHV)やEV(電気自動車)の開発が熱を
帯びてきた・・・!
トヨタや日産に続き、ホンダもEVやPHVを2012年に発売すると
つい先日発表されたが・・・
昨日の日経新聞にも、ノルウェーの電気自動車メーカーに伊藤忠が出資
して、早ければ来年にでも発売するという・・・
ほんの数年前まで、電気自動車なんて「遙か先の将来の夢」的なイメージ
だったのに・・・
ひょっとすると自動車史のターニングポイントに居るのかも知れない!
そんな次世代エコカーの普及策が、日に日に現実味を帯びてきた・・・
僕は大昔にスバル360や、マツダクーペ、そしてトヨタ初のエコカーで、
空冷2気筒のパブリカなどに乗っていた経験がある・・・
そんなエコカーの時代から50年近くの月日が流れ、新たなエコカー
の時代に突入するのだから、これは凄いことだろう・・・
と云うことは、なんと僕は2度目のエコカー時代を経験することになる
んだから・・・。
因みに50年前に遡って、僕が持っている当時のカタログから、
「トヨタ・パブリカ」のデータを見てみよう・・・
全長3,585m、全高 1,380m、全巾1,415m、と極端に小さく、
オートバイのような水平対向式・空冷2気筒 で、総排気量697cc、
最高出力28馬力、最大トルク5,4kgmと非力だが、車両重量が600kg
と超軽いから、最高速度は110km/hを軽々とクリアした。
このデータを見て改めて思ったが、不思議なことに最近の軽自動車とほぼ
似通った内容だが、水平対向式・空冷2気筒などによる車両重量を考えると、
むしろこちらの方が省エネカーに向いていると僕は思うのだが・・・
価格もデラックスで429,000円、スタンダードで389,000円と
現代の軽自動車の半分以下だから、今ならエコの王者だろう・・・!
参考までに、昭和38年のパブリカの生産台数は30,339台だったから、
さしずめ今の「中国の如し」だったのだろうな~・・・。
まぁ50年も経ったのだから、時代が大きく変化するのも当然だろうが、
その間それまでになかったものが、次々と我々の身近な所へやって来た!
その中でも代表格は、「携帯電話」と「パソコン」だろう・・・
今やこの二つがないと、生活出来ない人が圧倒的に多いと思うのだが・・・!
その「携帯電話」と「パソコン」も合体して、最早ひとつになりつつある。
ゲームだって、買物だって、売買だって、なんでも出来てしまうこの「魔法の箱」が
「パブリカ」から「プリウス」の発展と同時に出来上がってしまった・・・
それに、長距離の移動手段としても「新幹線」は身近な乗り物として定着して
いるんだから・・・
今後、電気自動車が当たり前の時代になった時、いったい世の中はどうなって
いるのだろうか、興味津々だ・・・!
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