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2010年7月10日 (土)

車お宝話(253)昨今の急激な変化に対応できるか・・・Ⅱ

 

前回『ふと自分の事を考えたら、結構むかしから変化することに
興味があったし、好きな部類に入るのかも知れないと気が着いた』
と、書いたが・・・

まぁそう思える節は沢山ある、現在の状況が全くそうなんだから、
当たり前かも知れないが・・・!

思い起こせば自動車の世界に永く身を置いてきたが、決して一本道
ではなかった。

単純に考えても自動車販売業から、製造業へと変化したのだから、
商売替えしたのと、さほど変わらぬ大きな変化だと思う・・・

大雑把に言っても、最初は外車販売、それからスーパーカー屋、
製造技術にも手を広げて、チューニングカー・メーカーを目指す・・・

「AMG」から「ハルトゲ」そして「トミーカイラ」と推移する。

そして用品の製造販売にも手を染め、外車販売からは全く縁のない、
モータースポーツ関連の組合にも所属するようになった。

その後も変化を続け、とうとう50歳の時にオリジナルスポーツカー、
「トミーカイラZZ」を発表・・・自動車メーカーに転身する。

この事業は、500台程の注文を受けた「ZZ」の量産化に着手するが、
突然に法規が変わり大苦戦・・・

仕方なく、イギリスに設けていた製造工場を閉鎖したが・・・
ところが、何故かこの日本の法規は、朝令暮改の如く半年で元に戻る!

そこで一旦閉鎖していた工場を再開したが、金銭的な被害は数億円に
もなった・・・それでも最終的には200台以上を製造したが!

余談だが、朝令暮改の如く、半年で元に戻った日本独自の法規問題を、
朝日テレビ系のニュースステーションが特番を組んでくれたが・・・
・・・タイトルは「4億円を損した男」だった。

番組中にキャスターが、”国は夢工場に損出補てんするのだろうか?”
と問いかけていたが、補てんどころか電話の一本もなかった・・・!

その後も株式公開や企業提携を模索し、結局オートバックスとの提携
を発表し、次期モデルの「ZZⅡ」でルマン24時間レースに挑戦する
ことを発表・・・!

まぁ~、ざっくりと書き上げたが、振り返って見れば、変化どころか、
立ち止まってる暇など、なかったと思う・・・!

文章として書くのは簡単だが、変化を決断するには多くの人の理解と、
協力を必要とする。

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だって、それまで輸入車の展示販売とアフターサービスをメインとして
いた会社が、いきなり展示場をブッ壊し、そこに「夢工場」と称した建物を
オッ建てて、自社で製造したトミーカイラのチューニングカーをメインに
販売するんだから・・・!

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いくら自分の「夢」が昔から「工場」を建てる事とは言え、方向転換とも
言える決断は、会社に従事する人にとっても大変な出来事だった。

そのうえ「チューニングカー」など、自動車業界の人でさえ殆ど知らない程で、
当時の社会環境では、一般的にイメ-ジの良くない、改造車と思われていた
んだから・・・

それでも将来のことを考え決めたことだったが、今思っても随分と思い切った
決断をしたものだと思う・・・。

僕も偉そうに昔から、変化、変化と言ってきたが、ひとつ言えることは、
多くの人の犠牲のうえに「変化」は成り立っていたということだろう・・・!

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コメント

富田義一様


初めてご連絡させていただきます。
キネマ旬報社という出版社で編集の仕事をしております佐野と申します。

本日は、取材のご依頼にてご連絡させていただきました。
ブログからのご連絡につき、大変失礼いたします。

私は現在、『REDLINE』(http://red-line.jp/index.html)という劇場用アニメを監督しております、小池健監督の書籍を制作しております。
本作は近未来のカーレースを描いた作品なのですが、劇中にて、様々なカスタムカーが登場します。
非現実的なものも多々あるかと思いますが、アニメ用に作られた車が、実際に現実可能なのか――、それについて、富野様に是非ご意見をお伺いしたく、ご連絡させていただいた次第です。

つきましては、企画書等、詳細についてお話させていただきたいと思っておりますので、是非一度ご連絡をとらせていただけないでしょうか。


お手間をおかけして大変恐縮ではございますが、ご検討いただき、一度ご返信いただけますと幸いです。

ご無理を言って大変申し訳ございません。
何卒よろしくお願いいたします。


株式会社キネマ旬報社
第二編集本部
佐野 裕美

投稿: 佐野裕美 | 2010年7月12日 (月) 20時43分

了解しました。夕方にでも、こちらから連絡差し上げます。

投稿: 富田義一 | 2010年7月13日 (火) 11時02分

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