« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年7月

2010年7月28日 (水)

車お宝話(257)”好きこそものの上手なれ”

 

先日アニメ映画のことで取材を受けたが、その奥の深さに感動した・・・
もちろん、僕に取材の依頼があるくらいだから、楽しいクルマの映画だが・・・!

こう云っては申し訳ないが、アニメ映画一本創るのに7年もの
歳月を掛けたという話を聞いたときには、思わず驚いてしまった。

この歳月の掛け方はクルマ造りと変わらない・・・
それも手造りだというのだから、恐れ入ってしまう・・・!

いまどきほとんどがCGなのに、画像にこだわればハンドメイドに
なるのだというから驚きだ・・・。

多分この監督さんは、幼い頃から一途だったんだと思うけどな~・・・
まぁこれは僕の勝手な想像だけど・・・。

まったく映画造りに素人な僕としては、見るのも聞くのも驚きで、
本当におもしろい体験をさせてもらったが・・・

でもハンドメイドという手法と、車に興味を持つ子供を増やそうと
いう気持ちには大きな共通点があったから、嬉しくなってしまった・・・!

この映画が世界で評価されることを、心から願っている・・・!

久々にモノ造りにこだわる話が聞けて興奮したが、僕もいま推し進
めていることで、クルマに興味を持つ子供を増やそうと思っている。

ものをキチンと造ることが、日本の得意技だったはず・・・

最初に造った「ZZ」も、あのポールフレールさんが絶賛してくれた
のは、やはり整然とした「日本車らしい仕事」だったんだから・・・

そんな良き日本の技が、世界で再び評価されるときを夢見て、
もっと頑張らなくてはね~・・・!

でもこのとき若者のクルマ離れの話しが話題に上ったが、
ほんとに寂しいことだ。

特に10代から20代がクルマに対し顕著に興味を失っているらしく、
30代から上は、まだまだクルマは興味の対象なのだという・・・

ところが逆に小さい子供はミニカーがブームらしく、結構売れて
いるらしいから、将来は期待できるかもしれない・・・。

それにしてもスーパーカーブームを知っている僕としては寂しい
限りだが、あれほど脚光を浴びることは二度とないだろうな~・・・

・・・と云いつつ、心の中で思いっきり期待している自分がいるん
だからおもしろいもんだ。

何かを好きになるということは、映画造りにしろ、クルマ造りにしろ、
それほど情熱的になれるんだから、子供にはまず興味の持てることを
教えなければいけないと思う・・・

できれば中学生ぐらいに、将来したいことを決められれば一番いい・・・
・・・”好きこそものの上手なれ”を実践すればいいんだから!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月24日 (土)

車お宝話(256)歴史のターニングポイントかも知れない・・・!

 

過渡期のHV(ハイブリッド)から一歩踏み込んで、モーター主体の
PHV(電気自動車寄りのHV)やEV(電気自動車)の開発が熱を
帯びてきた・・・!

トヨタや日産に続き、ホンダもEVやPHVを2012年に発売すると
つい先日発表されたが・・・

昨日の日経新聞にも、ノルウェーの電気自動車メーカーに伊藤忠が出資
して、早ければ来年にでも発売するという・・・

ほんの数年前まで、電気自動車なんて「遙か先の将来の夢」的なイメージ
だったのに・・・
ひょっとすると自動車史のターニングポイントに居るのかも知れない!

そんな次世代エコカーの普及策が、日に日に現実味を帯びてきた・・・

僕は大昔にスバル360や、マツダクーペ、そしてトヨタ初のエコカーで、
空冷2気筒のパブリカなどに乗っていた経験がある・・・

Paburika

09101

そんなエコカーの時代から50年近くの月日が流れ、新たなエコカー
の時代に突入するのだから、これは凄いことだろう・・・

と云うことは、なんと僕は2度目のエコカー時代を経験することになる
んだから・・・。

因みに50年前に遡って、僕が持っている当時のカタログから、
「トヨタ・パブリカ」のデータを見てみよう・・・

全長3,585m、全高 1,380m、全巾1,415m、と極端に小さく、
オートバイのような水平対向式・空冷2気筒 で、総排気量697cc、
最高出力28馬力、最大トルク5,4kgmと非力だが、車両重量が600kg
と超軽いから、最高速度は110km/hを軽々とクリアした。

このデータを見て改めて思ったが、不思議なことに最近の軽自動車とほぼ
似通った内容だが、水平対向式・空冷2気筒などによる車両重量を考えると、
むしろこちらの方が省エネカーに向いていると僕は思うのだが・・・

価格もデラックスで429,000円、スタンダードで389,000円と
現代の軽自動車の半分以下だから、今ならエコの王者だろう・・・!

参考までに、昭和38年のパブリカの生産台数は30,339台だったから、
さしずめ今の「中国の如し」だったのだろうな~・・・。

まぁ50年も経ったのだから、時代が大きく変化するのも当然だろうが、
その間それまでになかったものが、次々と我々の身近な所へやって来た!

その中でも代表格は、「携帯電話」と「パソコン」だろう・・・
今やこの二つがないと、生活出来ない人が圧倒的に多いと思うのだが・・・!

その「携帯電話」と「パソコン」も合体して、最早ひとつになりつつある。

ゲームだって、買物だって、売買だって、なんでも出来てしまうこの「魔法の箱」が
「パブリカ」から「プリウス」の発展と同時に出来上がってしまった・・・

それに、長距離の移動手段としても「新幹線」は身近な乗り物として定着して
いるんだから・・・

今後、電気自動車が当たり前の時代になった時、いったい世の中はどうなって
いるのだろうか、興味津々だ・・・!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月21日 (水)

車お宝話(255)元気だと楽しいことがいっぱい起きる・・・!

  

先日の連休にゴルフを兼ねて金沢方面に、ちょっとした小旅行に
出掛けたのだが・・・  にわか仕立ての猛暑には閉口したけど!

だいたい連休や、日曜・祭日に、クルマで出掛ける習性がないから、
まずクルマの多さに驚いてしまった・・・

だから渋滞の計算など全くしないで出発したもんだから、案の定、
予定より大幅に到着が遅れてしまった・・・

それでも疲れ知らずで、着いてそうそう真夏の猛暑のなかでゴルフ
を楽しんだんだから、我ながら大したもんだと、納得、納得・・・!

やはり間違いなく20年前よりも、元気なことは確かだ・・・。
これも8年間、アンチエイジングを実践しているお蔭だろう!

そして歳を経るごとに元気になっていくんだから、有難いを通り
越して、不思議な気持ちになってしまう・・・。

このまま行けば、ホントに将来どうなってしまうんだろうと、
我ながら興味津々だ!

僕ぐらい永くアンチエイジングを実践している人は、そうはいないと
思うから、この先2~3年で僕のデータを公表しようと思っている・・・。

今のところ、何の弊害も、副作用もないし、どんどん元気になっていく。
その感覚は、多分30代か、40代前半の感じだろうな~・・・!

だから近い将来、僕のデータが多くの人の役に立つと思うんだけど・・・
そうすれば8年前に「クルマのチューナー」から人をチューニングする
「ライフチューナー」に変身したことが実を結ぶ・・・。

何事もチャレンジしないと、結果は出ないしね~!

以前にも書いたと思うけど、何事も結果を出すには、やっぱり10年は
必要だし、掛かると思う。

今の時代スピードが速いから3年説を説く人が多いが、僕は相変わらず
10年説で行こうと思っている。

そうそう、話を高速道路に戻そう・・・

大渋滞の流れから、トイレ休憩へとパーキングへ・・・
お茶を飲んだり、蕎麦を食べたりと、かなりゆっくりと休憩・・・

いざ出発と本線に出て見れば、なんと、なんと目の前に、僕が最近
特に気にいっていた「ポルシェ・ボクスター スパイダー」が走っている・・・!

Photo

東京でも、大阪でも、ショールームに見に行ったけど全く影も形もない
「ポルシェ・ボクスター スパイダー」

それもその筈、ディラーのセールスに聞けば注文生産らしく、展示する
などあり得ないらしい・・・

それでも見たいと言ったら、2ヵ月ほどしたらお客さんに納車する車
が入って来るから、そのとき知らせします、だって・・・!

それぐらい貴重なヤツの後ろからの眺めは、僕の予想通り「ZZ」を
思い出させてくれる・・・!

10144

この話は『車お宝話(231)スポーツカー復活の兆し・・!』にしっかり
と書いているので、是非参照して欲しい。

渋滞の高速道路もこんなときは苦にならない、やっぱりスポーツカーは
いいよな~、と言いつつ飽きるまで後ろにへばり付いていたけど・・・!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月14日 (水)

車お宝話(254)世界市場でスポーツカー強し・・・!

 

今日は近況の雑談で・・・

来年初頭から生産が開始される予定のマクラーレンMP4-12Cの
記事を読んで驚いた・・・

価格が2300万円もすると云われるマクラーレンのスポーツカーが、
現時点で、なんと2700台もの受注があったのだという・・・

マクラーレンが公表している年産1000台に照らし合わせると、
いま注文しても、納車までには約3年は掛かる計算になる・・・

手前味噌で恐縮だが、前回書いた「ZZ」発表時も約500台の注文が
一瞬にして入った経験があるから、ボスのロンデニスさんの心境に
なってほくそんでしまった・・・。

僕もあの時はうれしかったな~・・・、株式公開も視野に入れていたし、
応援してくれた銀行や、支援してくれた人々に恩返しできると・・・!

まぁ「ZZ」の発表時と比べたら、価格は5倍ほど、受注台数も5倍以上
と桁違いなんだけどね~、マクラーレンは・・・

それにしても、商い額の凄さに呆れてしまう・・・

・・・んん~ん、600億円・・・???

いやはや・・・凄いスポーツカー・ビジネスがあったもんだ・・・!

フェラーリといい、マクラーレンといい、「F1・GP」を見事にビジネス
に結びつけているんだから・・・!

『このMP4-12CはF1参戦から得たノウハウを応用して開発された
 スポーツーカーで、直噴3.8リットルV型8気筒ツインターボをミッドシップ
 に搭載、0-100km/h加速3秒台、最高速322km/h以上というパフォーマンスを
 発揮する。』

やはり初代「マクラーレンF1」が世界的に高い評価を受けているからこそ、
こんなに世界中の人から支持されるのだろう・・・

いくら商品といっても、それはメーカーの作品なのだから、一台一台キッチリと
造っておかないとと、改めて思う・・・。

フェラーリも、エンジンやシャシーを上手く利用して、マセラッティーや、
アルファロメオ8Cなんかを造っているんだから、商売が上手いよ・・・!

トヨタも「F1・GP」のイメージで、レクサス「LFA」を発表したんだと
思うけど、世界中で何台ぐらい受注したんだろうな~・・・

・・・確か価格は3750万円だったと記憶してるけど!

そうそう、レクサス「LFA」で思い出した・・・

トヨタの名テストドライバーだった成瀬氏が、このレクサス「LFA」に乗って、
ドイツのニュルブルクリンクレース場近くの一般道で正面衝突、病院に搬送
されたが、お亡くなりになったそうな・・・。(お悔やみ申し上げます)

このレクサス「LFA」は、豊田社長の肝入りで進められていたプロジェクト
だけに、さぞ残念だったろう。

ほんと、このトヨタといい、最近の日本はあまり調子が良くないし、元気がない。

こんな時にこそ、サッカーだけでなく、なにか日本が元気の出るようなことを
したいと思うのは、僕だけではないだろう・・・!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年7月10日 (土)

車お宝話(253)昨今の急激な変化に対応できるか・・・Ⅱ

 

前回『ふと自分の事を考えたら、結構むかしから変化することに
興味があったし、好きな部類に入るのかも知れないと気が着いた』
と、書いたが・・・

まぁそう思える節は沢山ある、現在の状況が全くそうなんだから、
当たり前かも知れないが・・・!

思い起こせば自動車の世界に永く身を置いてきたが、決して一本道
ではなかった。

単純に考えても自動車販売業から、製造業へと変化したのだから、
商売替えしたのと、さほど変わらぬ大きな変化だと思う・・・

大雑把に言っても、最初は外車販売、それからスーパーカー屋、
製造技術にも手を広げて、チューニングカー・メーカーを目指す・・・

「AMG」から「ハルトゲ」そして「トミーカイラ」と推移する。

そして用品の製造販売にも手を染め、外車販売からは全く縁のない、
モータースポーツ関連の組合にも所属するようになった。

その後も変化を続け、とうとう50歳の時にオリジナルスポーツカー、
「トミーカイラZZ」を発表・・・自動車メーカーに転身する。

この事業は、500台程の注文を受けた「ZZ」の量産化に着手するが、
突然に法規が変わり大苦戦・・・

仕方なく、イギリスに設けていた製造工場を閉鎖したが・・・
ところが、何故かこの日本の法規は、朝令暮改の如く半年で元に戻る!

そこで一旦閉鎖していた工場を再開したが、金銭的な被害は数億円に
もなった・・・それでも最終的には200台以上を製造したが!

余談だが、朝令暮改の如く、半年で元に戻った日本独自の法規問題を、
朝日テレビ系のニュースステーションが特番を組んでくれたが・・・
・・・タイトルは「4億円を損した男」だった。

番組中にキャスターが、”国は夢工場に損出補てんするのだろうか?”
と問いかけていたが、補てんどころか電話の一本もなかった・・・!

その後も株式公開や企業提携を模索し、結局オートバックスとの提携
を発表し、次期モデルの「ZZⅡ」でルマン24時間レースに挑戦する
ことを発表・・・!

まぁ~、ざっくりと書き上げたが、振り返って見れば、変化どころか、
立ち止まってる暇など、なかったと思う・・・!

文章として書くのは簡単だが、変化を決断するには多くの人の理解と、
協力を必要とする。

07055_2

だって、それまで輸入車の展示販売とアフターサービスをメインとして
いた会社が、いきなり展示場をブッ壊し、そこに「夢工場」と称した建物を
オッ建てて、自社で製造したトミーカイラのチューニングカーをメインに
販売するんだから・・・!

07111 07112

07113

01171

いくら自分の「夢」が昔から「工場」を建てる事とは言え、方向転換とも
言える決断は、会社に従事する人にとっても大変な出来事だった。

そのうえ「チューニングカー」など、自動車業界の人でさえ殆ど知らない程で、
当時の社会環境では、一般的にイメ-ジの良くない、改造車と思われていた
んだから・・・

それでも将来のことを考え決めたことだったが、今思っても随分と思い切った
決断をしたものだと思う・・・。

僕も偉そうに昔から、変化、変化と言ってきたが、ひとつ言えることは、
多くの人の犠牲のうえに「変化」は成り立っていたということだろう・・・!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年7月 6日 (火)

車お宝話(252)昨今の急激な変化に対応できるか・・・!

いや~、最近は出張が多くて、以前のように決まった日には、
お宝話が書けない!

・・・先週も今週も東京だったが、その前は愛知県だったし、
その前は北海道だったしね~・・・

それにしても最近つくづく感じることは、どこに行っても、
中国や近隣の国からの旅行者が、多いこと、多いこと・・・!

僕の居る大阪の、ヨドバシカメラだって、大丸だって、
心斎橋商店街だって、それはそれは、海外からの団体さんが
圧倒的に多い・・・

日本が、日に日に観光地化しているんだろうな~と、実感・・・!

つい最近までは、日本から海外に旅行することが当たり前で、
日本が観光地になるなど想像もしなかった・・・

旅行に来る人は、欧米の一部の人と、お隣の韓国が少々で、
その他は圧倒的にビジネスの為の来日だったが・・・

ところが現在の東京は、ビジネスの為に海外から来日する人が、
激減しているのだそうだ・・・。

まぁ東京モーターショーなどを見ればよく解るが、最早アジア
の玄関口などと言う言葉は、過去のものになってしまったようだ!

それだけではない、歴史のある国内企業が次々と苦境に立ち、
苦戦していると、どの異業種の人と話しても異口同音におっしゃる。

概ね内容は、”昔からのビジネスモデルが通用しない”らしい・・・!

いまの世の中、スピードが速いから、どんどんと変化しないと、
最前線のビジネスモデルからは、取り残されるのだという・・・

だけどそうは言っても、老舗の個性や、特徴は、そう簡単には
変えられないだろう・・・

だって、経営者の問題、従業員の問題、設備の問題、情報発信の
問題などなど、あらゆる複雑な問題が絡み合っているのだから、
そう簡単には変化することなど、至難のワザだと思うけどな~・・・!

反対に後進の企業は、そんな余分なしがらみは一切ないし、
効率よく、時代に合った方法で前進できるんだから・・・

でもこの後進の企業も、5年が経ち、6年、7年と時が過ぎる内に
必ず問題が出てくると思う・・・

・・・だって人間の特性は、習慣化することでストレスから解放
されるんだから・・・!

新聞を読むのも、メールを見るのも、トレーニングするのも、
通勤するのも、仕事の内容も、商談内容も、特別に何も考え
なくても、習慣化することで出来てしまうもんだ・・・

・・・だから落ち着いてくると、変化を嫌う人が増えるのは事の必然!

何事も最初に始めるときは神経を使うし、疲れる、習慣になって
いるからこそ、当たり前のようにできるんだから・・・

通勤ひとつとって見ても慣れるまでは、電車の便も、通勤時間も、
道順にも、結構神経を使うから疲れるでしょう・・・

それが変化を求めての新しい仕事となれば、大変なのは当たり前・・・!
特に最近、鬱などの精神障害が増え続けているのもうなずける。

だから新しいマーケットで変化を続ける企業人たちの寿命は、
極端に短いのだろう、幹部クラスが40代と圧倒的に若い会社
も多いし、中には30代の幹部も結構いるというのだから・・・

この新しいマーケットを形成する人たちは、変化を好む人や、
変化することに興味がある人、なのかも知れない・・・

でなければ、永くは続かないだろう・・・!

でもそんなことを思うのは、僕だけかな~・・・

・・・と、ここまで来て、ふと自分の事を考えたら、結構むかしから
変化することに興味があったし、好きな部類に入るのかも知れない
と、気が着いた・・・

                                         つづく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »