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2010年6月14日 (月)

 車お宝話(248) トミーカイラ・ブランドのいきさつ Ⅰ

 

僕は20代の後半より、仕入れの為に海外に行くことが多くなったが、
そのことによって「ブランド」の大切さを知った様な気がする・・・!

だから30代の頃には「お金」「土地」「売上高」「規模」そんなものより、
「ブランド力」の方が断然重要だし、必要なものだと、漠然とはしていたが
理解していた・・・

最初にそう感じたのは、初期のスーパーカーブームの頃だったと思うが、
魅力的なスーパーカーを造っている「ランボルギーニ」や「デ・トマソ」を、
どうしても自分の目で確かめたいと思いイタリアに旅立った・・・

Miura_side_2_2

Pantera1_2

もうかれこれ40年ほど昔の話になるが・・・当時はそんなことの為に、
わざわざ極東の島国から、20時間以上も掛けてイタリアに行くヤツなど
ほとんどいなかったと思う、

イタリアに着いて、トリノ迄行き、「ランボルギーニ」と「デ・トマソ」を
訪問したが、そこで感じたことは”そんなに規模は大きくないな~”という
印象だった。

ということは、両者ともにブランドから受けるイメージの方が遙かに大きく、
勝っていたのだろう・・・

だからもの凄く大きなものを想像していたのだろうし、又ブランドが持って
いるカにも惹かれたからこそ、わざわざイタリアにまで行ったのだろう・・・!

この経験がブランドというものを最初に意識し、強く感じた出来事だった。
そして、このとき初めてブランドの大切さを知ったような記憶がある・・・。

その後、決定的にブランドの必要性を感じたのは、やはり「AMG」の展開
のときだった・・・

ほとんど誰も知らなかったAMGのブランドを、あの手この手で3年ほど掛け、
有名にした頃、一通の内容証明が届いた・・・

自動車関係でもない、全く知らない人物から、「AMGの商標権を取ったから
使用を差し止める」といった内容のものだったが、当時の僕はほとんど無知で
さっぱり分からない・・・

すぐに顧問弁護士に相談したがラチガ明かない・・・

仕方がないから自分で調べて、弁理士という存在を知ったが、時すでに遅し、
なんともしようがないらしい・・・

もっともその頃は、一般的に知的所有権など知らない方が普通だったから、
仕方がないが、それにしても腹立たしい話だ・・・!

いくら僕が知名度のないモノを有名にしたからと云って、商標権には勝てない
ということだった・・・。

まぁそのことが後々の為になるのだが・・・。

そこで、仕方がないからと云っては語弊があるが、今度はBMWベースの
チューニングカー「ハルトゲ」を育てることにした。

このいきさつは、「スーパーカー」「デ・トマソ」「AMG」と矢継ぎ早に日本人が
知らなかったモノを紹介し、またアルピーヌ・ブームなどを仕掛けた実績も
あって、その頃は”ブランドの仕掛け人”としての地位が確立されつつあった時期!

A10832_2

・・・誰も知らない、僕も知らなかったブランド「HARTGE」・・・!

しかし、その頃はすでに「AMG」のブランドも、結構有名になっていたから、
この「HARTGE」ブランドの仕掛けも、上手く行く自信はあった・・・

ここからは『クルマお宝話(19)チューニングカーの章』から抜粋することにする。

『そのブランド発表会は「ハルトゲの日」と称して無数の旗をたて、
 当時の社会的現象ともなっていた、ディスコ「マハラジャ」を舞台とした。』

110511

11111

『同時にレース参戦の発表会も行い、華やかに開催した。』

11112

『BMW635CSIベースのレーシングカー(お宝話1参照) も展示して、

Hartge
 何から何までド派手にやったから、業界外の有名人や報道のテレビ局まで来てくれ、
 瞬時に有名になった!』

                               つづく

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コメント

前回のコメントでのお言葉、ありがたく頂戴いたします。以前、自分が25Rを買った時に、友達や職場の女の子達によくこの横のトミーカイラってナニ?みたいに聞かれ、分かり易く説明するのに、シャネルとかヴィトンと一緒でそう言うブランドなんだよって教えたりしてました。自分もトミーカイラを知った時、M25を見たくて東京の営業所に行き、京都にも行ったりしましたが、同じように、思ったよりも規模が小さいんだなぁ〜と感じました。自分の25Rを造ってもらっている時にも京都に行ったのですが、ちょうど富田さんがB4でお出かけするところで、ナマの富田さんだぁ〜とちょっと興奮したりしてました。そう言えば富田さんも新たに動き出したようで、嬉しく思います。先日お会いした時のお話しで、今の世の中の状況であったり、チャンスがくればと言うお話しもしましたが、今までずっとブログを拝見させてもらって思ったのですが、成功の裏には、ちゃんとチャンスを自分自身で作り上げているように感じます。時には状況を見極めたり、タイミングを見たり、動かざることも必要かと思いますが、やはり行動を起こすことで運気が上がり、チャンスが訪れるんだろうなぁと思います。大事なのは行動ですよね。「普通に飽きたら トミーカイラにすればいい。スポーツカーが欲しいなら トミーカイラにすればいい」の宣伝文句のような時代がまた来て欲しいですね。自分も畑は違えど、行動し続けることで必ず成功します。お互いにいい刺激をしあえればいいなぁと思っています。

投稿: 圭.夢工場 | 2010年6月15日 (火) 04時35分

圭さん、そういうことだと思いますよ・・・!
僕が何の為にこのお宝話を書いているのか、決して自分の自己満足の為にではないのはご存じだと思うのですが・・・
自分の経験や、モノの考え方が少しでも人の役に立ち、そして老いて行く身体と心をどのように若くしていくかを、少しでも多くの人に知ってもらうためです。
僕がもう一度事業を立ち上げ、成功すればそれだけで人を元気にすることができます。
だから僕の本当の狙いはそこです。
理想はアップルコンピューターのスティーブン・ジョブズ氏です。

投稿: 富田義一 | 2010年6月15日 (火) 11時40分

またお邪魔します。
中島さんから、昔の写真が写ってるからと教えていただきましたが、皆さんお若くていらっしゃいますね。
繰り返しになりますが、本当にH5psは記憶に残る名車でした。
車を操ってる感(素人なので、あくまでも感じ、ですが)がとても楽しかったことを憶えています。
頑張って所有し続けていたらよかったかな?と思うくらいです。
当時、M19も勧めてくださいましたが、車高の低さに尻込みしたのを思い出しました。

投稿: yoshihiro | 2010年6月17日 (木) 19時19分

いや~yoshihiroさん、M19もH5SPも懐かしいですね~・・・
友人のイチゴ白書のバンバンも、いまでも同じことを言いまよ、H5SPが一番良かったって・・・。
僕はM19にとても思い入れがありますよ、なにせ家族でトータル10年以上乗りましたからね~。
人も車も懐かしい良い想いでです。

投稿: 富田義一 | 2010年6月17日 (木) 20時08分

叔父と従姉弟(マキちゃんです)には、その次はもう、何にもないよ!と突っ込まれました。
今でもすぐに頭に浮かんできます、3.6L直列6気筒SOHC、275馬力トルク33.6。タイヤが225/50、245/45ZR16。最初はP700Zがハマってました。
例の、特許取り損ねられた(でしたっけ?)イタルボランテの裏にホーンボタンが付いている3本スポークのステアリング・・・
あの独特のエンジン音、アイドリング時の振動が、身体に蘇ってきます。

投稿: yoshihiro | 2010年6月17日 (木) 21時28分

わたくしも又お邪魔します、梅雨時になるとイタリアンのパーコレーションを思い出します、京都竹田街道で{地ネタですね}きついこの症状がでて、仕方なく我慢で御所まで北上し、あの安田さんが会社までそのイタリアンを取りに来てもらったのを思い出します、しかもその代車があの人の赤いアルファロメオ、会社の同僚が代車がアルファ!とびっくりしてました、まださほど外車が街に溢れてなかった.....振り返ればセピア色の時代風景ですね。
でも同じキャブのイタリアンなのにマセラティのキャブはパーコレーションを起こし、アルファは皆無でした、当時乗るだけで,メカに目覚めてなかったのがとても残念です。
今ならいじり壊してあげるのに。
 m19はいいですね、名阪で一生懸命そのイタリアンで追ったのですが追いつかなかった、こっちは仮にもツインターボなのに、エンジンの反応の違いですね、でも私の腕では当時のストレート排気菅で200psくらいが丁度いいです、目一杯走れます、動態視力の落ちた今やFRのm30z、400ps{スイマセン少しブースト上げてます}は時に怖い。
ホワイトのm19は売れましたが、今黒のm19が売りにでてます、大胆ですね~ベンツにトミタブランドのサイドラインですから。
教えていただける幸いですが、なぜm19以来、エンジンのヘッドカヴァーおよびコレクターカヴァーはグリーンに結晶塗装にされたんですか.

投稿: aphrodisiaque | 2010年6月18日 (金) 17時28分

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