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2010年3月24日 (水)

 車お宝話(230)(新)回想録・・・スーパーカーその後!

 

こんなふうに色々書いていると「あのブームって、一体なんだったんだ?」
と改めて思ってしまう・・・

当時のトップスターの何倍もの人気を誇った「カウンタック」や、「イオタ」。

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クルマがヒーローになり、アイドルスターになったのは、このとき以外
にはない・・・

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その当時、マスコミを総動員し、社会現象にまで発展した背景には、
今や立派な40歳代の大人になった、子供たちの行動力がある・・・

土曜の午後や、日曜日になると、カメラを握りしめた子供たちが、
近隣だけでなく、他府県からも続々と「アイドルスター」を求めて
トミタオートにやってくる・・・

・・・それだけではない!

スーパーカーが走りそうな場所には、カメラを持った子供たちが
群れをなして待っている・・・

その期待に応えようと、スーパーカーのオーナーたちもそこに集結する。

次の週も、その次の週も・・・クルマ好きにとって夢のような毎日が続く!

・・・そして足かけ4年半に渡ったブームは終演を迎える。

まぁ気がつけば、あれから30年以上もの月日が経ってしまったん
だから仕方ないが、すっかり世の中も変わってしまった。

だから余計にそう思うのだろうが、ほんとうに一体なんだったんだろう・・・

今ならブガッティ・ヴェイロンのように、16気筒で1000馬力を超え、
2億円もする超スーパーカーがあるけど、殆どの子供は知らないだろうな~!

それどころか、今の小学生や中学生にクルマの話しをしても、
反応以前の答えが返ってくる。

クルマは最早、移動手段であり、その家族によっては必需品でしかないと・・・!

お母さんのお買い物、子供の塾の送り迎え、家族の駅までの送り迎え、
休日の日のお出かけ用、お年寄りの病院までの送迎用、などなど・・・。

たまにクルマ好きのお父さんがいても、車イジリまでするお父さんは、
まずいない・・・

よほど古い車でなければ、コンピューターが邪魔して、何がなにやら、
さっぱりわからないから仕方がない・・・!

まぁ、ホイールやタイヤ、サスペションなど、ショップで換えてもらう
のが精々だろう・・・

だから、子供にクルマのウンチクを云えないし、伝えようがない・・・!

たまに子供をオートショップに連れて行っても、大型ショップは遊園地化
しているから、どんどんとクルマからは、かけ離れて行く・・・

それにしても、あれだけ「スーパーカー」に熱中した若者達が大きくなって、
子供を産み、その生まれた子供たちが、多少は親の意思を受け継ぐのが
自然なのに、無関心、無反応なんだから、不思議で仕方がない・・・!

そうそう、いまどき滅多にいないクルマ好きの学生に聞いてみたことが
あるが、自分と同じようなクルマ好きはクラスにはいないのだという・・・

もしクルマ好きの子がいたとしたら、その子はクルマが趣味なんだと・・・

鉄道マニアみたいな乗りで、「てっちゃん」よろしく、「クルちゃん」とでも
呼ぶのだろうか・・・!

その点、当時の小学生や中学生は、みんな「あのブーム」に翻弄されていた。
と云うより心地よく振り回されていたように思える・・・

まるで宇宙船や、UFOを発見したかのような驚きと興奮があったらしい・・・

僕は35年も風変りな自動車屋をやってきたから、クルマに対する色んな
反応を経験をしてきたが、このときほど子供の視線を感じたことはない・・・

だから、この「スーパーカー・ブーム」世代の人たちに支えられて
トミーカイラブランドのチューニングカーも、オリジナルスポーツカーも、
造ることが出来たのだと思う・・・!

 

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コメント

三重県四日市市でクルマ屋を経営しておりますフヂイと申します。クルマ好きが高じてオリジナルのレーシングカーを製作したりしています。富田さんの本ブログ、羨望の眼差しでいつも楽しく拝読させて頂いております。私は現在34歳、スーパーカー世代に少し乗り遅れた世代ですが、子供の頃は「カウンタック」「ストラトス」などの平べったくてカッコイイ車の写真を見ては興奮していたのを思い出しました。
現在2歳の長男が初めて覚えたクルマの名前は「べいろん」、最近では「ちしたりあ」「ろーたす」等しっかりと親の影響を受けて育ちつつあります。私の影響の善し悪しは判断の難しいところですが。
富田さんをはじめとする「輝ける日本のフレームビルダー」の方々が技術を競い、磨いた、あの時代に憧れを持つ私としては、もう一度「クルマが主役になる」文化がやってくるように、一歩一歩活動を続けて行きたいと思います。
長文&乱文、失礼しました。

投稿: フヂイ | 2010年3月26日 (金) 11時51分

どうも、初めまして・・・!

久し振りに高揚するコメントで嬉しいですよ!
時代は巡ると云います、そんなに遠くない時期にまたクルマが主役を演じるときが来ると思います。
僕も淡々とその時のために、想いを持ち続けてい行うと思っています。

そうそう僕も息子が幼い頃、ビーエムやクンタックなどと名前を口ずさんでいたのを思い出しましたよ・・・!

投稿: 富田義一 | 2010年3月26日 (金) 14時54分

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