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2010年2月 3日 (水)

車お宝話(218)(新)回想録・・・(6) シトロエン2CV

そうそう、前の回に《クルマを降りて振り返った時、
「ああ美しいな~」とか「カッコいいな~」と思えなければ、
 所有する気にはなれない・・・》

・・・と書いたけど、もうひとつ忘れていた。

「動物的な可愛さ」とでも言えばいいのか・・・!

まるで生き物のように感じられる可愛い車のことで、
僕流に言えば、初期の「フィアット・トッポリーノ」とか、
「フィアット500」とか・・・

Fiat500

この初期の「フィアット・500Bトッポリーノ」は、
映画「ローマの休日」で圧倒的なキャラを出していた奴・・・!

そう、誰れしもが憧れた映画、「ローマの休日」・・・

ほかならぬ僕も、この映画でいっぺんにトッポリーノの虜になって
しまった口だけど・・・!

国産なら、僕が最初に手に入れたクルマ、「スバル360」かな~!

Subaru360

「アルピーヌA110」にも「トミーカイラZZ」にも

102110
動物的な愛着が湧くけど、でも可愛いんじゃ~なく
「カッコいいな~」になってしまう!

A110green

まぁ~小さいから可愛いんだろうけど、
でも小さい成りに味がなければそうはならない・・・

・・・要するに結論は「味わい」なんだろうな~!

でも最近は省エネや安全性を無視できないから、
そっちにばかりに気が行くのか、
年々そういったクルマは少なくなってしまった・・・。

ところが、ずっと、ずっと、昔には、可愛くて味わいのある
省エネカーがあったんだよね~・・・

1948年から、1990年まで、大きなモデルチェンジもないままに、
単一モデルとしては、世界屈指のベストセラーとなったクルマ・・・

・・・そう、稀代のロングセラー車「シトロエン2CV」。

1930年代に、シトロエン2CVを生み出したコンセプトとは・・・

:ガソリン3リッターで100km以上走れること。

:農道をカゴ一杯の生卵を載せて走っても、1つの卵も割ることなく、
 快適に走れるほど乗り心地がよいこと。

:人間の重さほどの野菜や、樽を乗せて時速60kmで走れること。

:初心者でも簡単に運転操作ができること。

まぁそんな無理難題が、当初の開発目的として立派に掲げられていた、
というのだから素晴らしい・・・

・・・でもその分、スタイルやデザインにはお金を掛けないと
ハッキリしていた、これぞ機能美志向の原点だろう!

当初の2CVは廉価なだけでなく、維持費も安く、高い実用性を持ち、
扱いやすく信頼性に富んだ、世界一の省エネカーだった。

だから40年以上もの間、世界の人々に愛されたのだろう・・・。

僕もフランス車に凝っていた時は、シトロエン2CVを数多く輸入したが、
それでも初期モデルの375ccや、425ccの2CVのことはあまり知らない・・・

因みに初期のモデルは、9馬力しかなかったというのだから・・・。
本当にそんな馬力で実用性があったのだろうか、不思議なほどだ!

僕が扱ったのは602ccで28hpのものや、少し馬力があった32hpのもので、
後期モデルのお洒落な2トーンカラーのチャールストンは大量に輸入した。

この写真は最終に近いモデルだから、ヘッドライトが角目になっているが、
やはり当初よりの可愛く小さな丸目がいいな~・・・

04011

運転操作もユニークだが、デザインもユニーク、
可愛いいという表現が、ピッタリのお洒落なクルマだった・・・!

ところが、これがまた結構よく走るから、嬉しくなってしまう。

乗り心地も天下一品で、とても、とても、超大衆車とは思えない程で、
前出のルノー4と共に、乗り心地と価格を両立させた、世界でも稀な
車と云えるだろう。

一切の無駄を省きながらも、味わいのある「動物的な可愛さ」
を持った省エネカーが、そんな大時代にもあったというお話・・・。

現代でも乗れる、僕が推奨する省エネカー、「シトロエン2CV」。

な~んか、そんなことを書いていたら、久々に本気で欲しくなってきた!

 

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コメント

富田さんご無沙汰しています。
実は2CVベースのNEOクラシックが今の時代に合って
居そうなきがします。650ccから1300そして
バッテリー、天然ガス、等色々盛り込めそうな
車のイメージが出来つつあります。
最後っ屁で何か考えて見ませんか?
なるべく少ない人数で出来ればね?ガライヤ見たいな関係は
コリゴリです。内緒で考えましょう。
双方本業の邪魔しない範囲で如何ですか?

解良喜久雄

投稿: 解良喜久雄 | 2010年2月10日 (水) 14時56分

うん 面白いね~・・・

僕も2CVとか、ルノー4とか、面白いと思っていたけどまたまた面白いこと考えるね~!

次のステップに進むための入り口?・・になればね~!

取りあえずまた近々会いたいね~・・・!

投稿: 富田義一 | 2010年2月12日 (金) 16時23分

富田さん解良さんお久しぶりです。
2CV関連の記事探していて偶然このページ知りました。相変わらずの自動車人間で安心、共感いたしました。こちらも変わらず自動車大好きでトミタから来たM.B300CE CablioもM.B190E2.5-16Evo2も今だ手元で健在です。当然ながら小生も65歳を越えましたがまだまだ走れそうです。今まさに23年ぶりに(走行距離僅かに2万Km)2CVのエンジン解剖してます。直メール待ってます。

投稿: 池田嘉宏 | 2012年3月22日 (木) 15時55分

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