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2010年2月23日 (火)

車お宝話(223)(新)回想録・・・(10) モーガン

そのほかにも色々なイギリス製のスポーツカーを取り扱ったが、
意外なことに「モーガン」は違った意味で興味を持った車だった・・・!

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と言うのは、「アルピーヌA110」が後の「トミーカイラZZ」を
造る動機になったことは以前に何度も書いたが、実はA110に出会う
もっと以前にもモーガンに触れ、似たようなことを感じていたのだ・・・

それは当時の若かった僕が、モーガンのシャシーが木製で出来ている
ということに、偉くビックリし、規模も小さく少数で、全てが手造り
だということに興味を持ったことがあったからだ・・・

そんな想いから、年式の古いモーガンや、排気量の違うもの、
仕様の違うものなど、当時としては結構な台数を取り扱った・・・・

G3

いま思えば、「ひょっとして自分でもクルマが造れるかも!」と、
思いだしていた時期なのかも知れない・・・。

現在でもシャシーの一部に木材を使用する伝統的な手法で生産を続け、
世界中の頑固で熱烈なユーザーから愛されている。

ところが新しい「エアロ8」は古風な風貌を持つが、仲々斬新で、、
現代的な造りの魅力的なクルマで、特にヨーロッパのレースシーン
ではつとに有名だ・・・

この「エアロ8」ベースのレーシングカーは、仲々のツワモノで、
FIA・GT3チャンピオンシップレースでも、ポルシェ、アストン、アウディR8、
フェラーリなどの競合を抑えて、勝利をもぎ取っている!

このレースでは、超現代的なレースカーたちに混じって、
由一「モーガンエアロ・8」だけがオールドファッションに身を包み、
孤軍奮闘している姿は圧巻・・・

まるで機関銃をバリバリやっている戦場に、鎧兜を付けた古武者が現れて、
敵をバッタ、バッタなぎ倒す、といったそんな感じだ・・・

・・・と云っても、僕は「エアロ8」の現物は見たことないんだけどね~! 

僕の知っている「モーガン」は、昔から1度もモデルチェンジせずに、
今も変わらず造っているモデルだが、中にはこんなモデルも・・・

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これは当時日本で1台と云われた、珍しい4人乗りモデルだが、

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2+2ではなく、窮屈だが本当にちゃんと4人乗れるから面白い・・・!

随分と永く乗ってはいないが、僕の体が記憶している範囲で書くと、
良い意味で幌馬車的で、いつ乗っても懐かしい香りがした憶えがある。

日本人の僕が幌馬車など知る由もないが、このクルマに乗ると、
何故か西部劇を連想して乗っていた思い出がある。

きっと勝手に当時の「ローハイド」に結びつけて憧れていたのだろう・・・!

まぁ今思えば、普通の車と違う素朴さと荒々しさが、
カウボーイが乗っている馬を連想させたのかも知れない・・・。

乗り心地は結構固く、震動もあるから長距離には向かないが、
オートバイと比べれば、窓も幌の屋根もあるから随分と快適だ・・・。

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そう云えば一度だけ、東京で見つけた変わり種のモーガンに、
京都まで乗って帰った記憶があるが、10時間近くも掛かった・・・

エンジンの調子も良いし、トラブルもなかったと思うのだが、
ビンテージモデルというヤツで、フロントガラスを取っ払って
折りたたみ式の風防が付き、ボンネットには羊皮のストラップが・・・

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古いレーシングカーのような折りたたみ式の風防には幌が取り付かない!
だから、雨が降ろうが、風が強かろうが、ひたすらオープンカーで
走るしかない・・・

まぁ一度でも経験すれば分かってもらえると思うけど、
ハッキリ言ってオートバイよりキツイですよ・・・!

だってヘルメット被ってないし、そのうえ運転姿勢はモロに風が当たる
ような態勢なんだから、正直100キロのスピードで長くは走れない・・・

それでも楽しかった記憶しかないのだから、若かったんだろうな~。
でも、今の僕ならのんびりと景色を楽しみながら走れるかも・・・!

『これに似たような話は「クルマお宝話(7)」でロータス・スーパー7に
 童夢の林君が乗って、珍道中しているから、ぜひ参照を・・・。』

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コメント

記憶違いでなければ モーガンで思い出すのはショーンコネリーのレグノのCMです、朝もやのなかハンチングにトレンチを着たままモーガンのトノカヴァー運転席側ファスナーだけ開いて乗る......文化と環境の違いから産まれた風景ですね~、
わたし乗馬も好きでイギリスの乗馬用のコートBARBOURというのを雨の日 犬の散歩に着てますがモーガンのオープンだとまさにこんな乗馬コートも似合いそうです。
乗馬用ですから股を開いたとき内ももが濡れない用にふくらはぎをベルトで止めるので濡れず暖かいです、実は冬場時々このコートを着てTバー外してM30Zで快走します、ターボチューン車は冬場が一番ですから。
完全にアンポンタンの世界ですが、世の中の安直車に嫌気と敵意さえ感じてまして、バイク代わりの気分です。

モーガンのスリーホイラーならモットいいです、あれならエンジン磨き倒します、たしか宮崎駿さんが持ってるとか、渋い。

投稿: aphrodisiaque | 2010年2月24日 (水) 02時07分

そうですね~、オープンカーは冬に乗るのが基本です。
でも最近のクルマはまったく気負わなくても大丈夫・・・
ヒーター全開で、シートヒーターつければ露天風呂・・・
これぞオープンカーの醍醐味だと・・・!

投稿: 富田義一 | 2010年2月24日 (水) 11時48分

モーガンというのは。。。木製のモーガンですか?
新型のモーガンエアロ8は賛否が分かれていますが、個人的にはあのような変態車大好きです!

しかし、木でもかなり強度があるのですよね・・・
友人が音楽学校に通っているのですが、彼の持ってる「アイバニーズ」というメーカーのギターもかなりの強度を誇っているとか・・・
フレームそのものに木を使用する
正に自然に帰る(フレームだけ)エコロジー(なフレームだけ)の車ですよね!

投稿: あきら | 2010年2月25日 (木) 23時19分

かなり長くモーガンは木製のシャシーを使っていましたよ!
でも最近のモーガンはスチールで外をまいてあるということです。
まぁゴルフのクラブも20年ほど前まではまだ木製で、パーシモンと云っていましたよ!

投稿: 富田義一 | 2010年2月26日 (金) 19時02分

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