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2009年10月 9日 (金)

車お宝話(189)米車魂を感じる素晴らしい映画・・2

『フォード製「グラン・トリノ」ということに、
最初おおいに戸惑った』というところから始めよう・・・

というのは、もしクルマの価値観や値打ちのために
72年型「グラン・トリノ」を選んだのだとすれば、
クルマ好きからはブーイングが起きることは間違い
ないだろう・・・

それはハイパフォーマンスカーのことを語るなら、
1971年製までのクルマで、1972年型以降のクルマは
まったく性能的に魅力のない、「牙を抜かれた狼」
になってしまったからだ・・・

それは1970年12月に制定されたマスキー法により、
排気ガスの規制を今までに経験したことのないほど
強烈な数値を自動車メーカーに与えた・・・

1972年型から順次、最終的には1970~1971年型の
1/10以下にする法律を制定!

だから72年型以降のクルマは「牙を抜かれた狼」に
なってしまい、派手な外観とは似つかわない特異な
クルマになってしまった・・・。

だからフォード製「グラン・トリノ」ということに、
最初、おおいに戸惑ったのだ・・・

この映画で使用された「グラン・トリノ」はトリノシリーズ
の中でも最高位で、フォードマスタングBOSSをはじめとする
スポーツタイプ車に積まれているのと同じ、コブラジェット
と呼ばれるエンジンが搭載されたモデル・・・

外観上の違いは、ボンネットにあるエアースコープや、
ワイドオーバルタイヤなどで、スポーツルーフと呼ばれる、
当時流行したクーペタイプの2ドア・・・

ところがご存じのように、マスタングをベースにした
シェルビーコブラや、マスタングBOSS・302や427のような
価値はなく、あくまで控え目なクルマだった・・・

それはレースを目的として造られた車と違い、サイズも大きく、
性能的に目を見張るものはない・・・

もし、この手のクルマで車好きが選ぶなら、フォードなら
シェルビーコブラや、マスタングBOSSになるだろうし、
GMならカマロやトランザムがある・・・

敢えてこの「グラン・トリノ」にした理由を僕なりに推測
すると、主人公と、この「グラン・トリノ」に共通するもの
が多い・・・

朴とつで地味だが強く、でも心に痛みを持つ超個性的な
主人公・・・

この「グラン・トリノ」も超個性的な外観なのに、
主流のクルマから見れば地味、でも熱狂的なファンが存在する・・・

そのうえ派手な外観とは似つかわない性能が、特異なクルマに
している・・・。

マスタングより一回り以上も大きい外観、イカツイ外観に
似合わない性能などなど・・・

想像するに、この映画を作るとき相当アメリカ車に詳しいひとが、

このクルマを推薦したのではないのかと思う・・・!

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コメント

アメリカにもそういう車があるのですね。。。
学校の授業で習ったのですが、日本にも同じようなことがあったとか?
その頃のメーカーはいろんな策を講じて、トヨタは「DOHC」日産は「EGR」等など、今の技術(?)が登場したような・・・
ただ、当時日産に勤めていた先生は「EGR」のせいで・・・と散々ぼやいていましたw

もう少しで東京モーターショーですねっ!
今年はハズレ年かなと思ってたのですが、鈴商が
すごいライトウエイトスポーツを出すとか・・・
少しわくわくしています>w<

名古屋で『YAMAHA OX99-11』が展示されてるらしいですね・・・
見に行きたいですけど、遠いです・・・

投稿: あきら | 2009年10月14日 (水) 16時09分

知らなかったな~、鈴商が・・・!

東京モーターショーもいつからか知らないし、ほんと日本は盛り上がらないよね~・・・。

投稿: 富田義一 | 2009年10月15日 (木) 12時55分

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