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2009年7月28日 (火)

車お宝話(169)思い出した高速道路の怖い経験!

    

このタイトルにしたのは、先日の「F1・ハンガリーGP」の事故!

・・・事故が起きたのは公式予選Q2の序盤。

ブラウンGPのルーベンス・バリチェッロが乗るマシンのリアダンパーから、
重量約800gのこぶし大のバネが脱落し、数秒後に直後を走っていた
F.マッサのヘルメットにぶつかったというものだ・・・

この事故を知った時、とっさに恐ろしい昔の記憶が蘇ってしまった!
この「車お宝話」シリーズの最初のころの出来事なのだが・・・

僕が23歳で独立して外車屋になったことは、なんども書いたが・・・

でも、その当時の自動車のいい所ばかり、素晴らしいところばかりを
書き綴ってきたが、この事故のニュースを聞いた途端、怖い経験を
思い出してしまったというわけだ・・・

そう・・・この話は40年近いおおむかしの話である・・・。

どんな車に乗っていたのか、スポーツカーなのかセダンなのかも、
おぼえていない・・・

東京から、京都方面に向かって走っていた時のことだ・・・

今と違い、当時は高速道路を走る車が極端に少なかった・・。

これは保有台数が少ないだけではない、商圏も狭かったから、
利用者が限られていたのだろう・・・

なにより有料道路自体が身近ではなかった時代で、
高速道路の走り方など、一般の人は無縁だった・・・

そんな時代に商売柄とはいえ、高性能なクルマで東京と京都を
往復するのだから、いま思えば東名高速道路は天国の道だった・・・

出来たての道路は美しいし、空いているから、まさに天国・・・
・・・だけど、そこに落とし穴があった!

・・・ずーっと、かなり前方にトラックが走っていた・・・

多分、僕の運転する車と、高速道路に不似合いなトラックとの速度差は、
40~50km位はあっただろう・・・

数秒か、数十秒後には、殆ど追いつきそうな勢いで走っていた・・・
と、そのとき、突然そのトラックのセンターに見える大きなデフケース
が下に落ちた・・・

火花が飛び散るのと殆ど同時に、幾つもの鉄の破片が飛んできた・・・
・・・もの凄い勢いで僕の車に向かって飛んできた・・・!

僕はとっさに、路肩のガードレールすれすれまで逃げた・・・!

F.マッサの250キロ以上のスピードではないにしろ、ヘルメットなど
付けている訳もなく、もし車に破片が当たっていれば即死だったろう!

そう、車の性能も、耐久力も追い付いていなかった時代の話だ・・・!

・・・もうひとつ!

そのころ大好きだった「シボレー・コルベアクーペ」を見つけて、
東京から京都へ帰る途中の出来事・・・

・・・名古屋の手前だったと記憶している。

水平対向6気筒のリヤーエンジンと、まるでポルシェのような機構だが、
アメ車らしくデカイ車で、もともと高速道路には不向きなクルマ・・・

・・・そんなことは承知の上で、デザインが好きだったのだが!

テールヘビーだから、風が強いとふらふらする・・・
多分100km前後で、のんびりと走っていたと思うのだが・・・

・・・突然ガタガタとクルマ全体が震えだした!

一瞬、パンクかと思ったが、とっさにブレーキにを踏んだ・・・
ところが、だ・・・ブレーキペタルが床に叩きつけられた!

次の瞬間、今度はハンドルが言うことを聞いてくれない・・・

それまでメカ上がりの僕に、解らぬことはないと思っていたが・・・
この時ばかりは、何がなんだか、何が起きたのか、全く分からない・・・!

こんなことを書いているが、実際はホンの数秒の話し・・・。

ひとつだけ幸いだったのは、右カーブに差し掛かっていたことだった!

左ハンドルの運転席に座ったまま、高速道路の溝をまたぎ・・・
・・・道路わきの山の斜面に乗り上げていった・・・

・・・とんだ山登りだが、これが良かった。

転覆寸前、スピードが落ちて、溝にタイヤが落ちたと同時に止まった!

いまの時代なら追突や渋滞で、2次被害が出るかもしれないし、
大騒ぎになるだろうが・・・

車を降りてびっくりした・・・リアーのハブがスッポ抜けているのだ!

この車はドラムブレーキだから、ホイールが外れたらブレーキのシリンダー
からピストンが外れて、ブレーキオイルが無くなる・・・

そのうえハブシャフトが抜けているから、リアーの片側だけ超超ワイドな
トレッドになっている・・・

だからブレーキもハンドルも効かなかったんだ、と!

ところが、これでオメオメと引き下がる僕ではない・・・

すぐにヒッチハイクでトラックに乗せてもらい、京都東インター付近
の高速道路上で下してもらい、草むらをかき分け一般道へ・・・

そこからタクシーに乗り込み、ひとまず会社へ・・・
夜明けと同時に社員をつれて、コルベアが放置してあるところへ・・・

結局、高速道路の上で修理して、何とか京都まで、どうにかこうにか
運んだんだから・・・。

高速道路で修理なんて、いまなら逮捕されてしまうかもね・・・!

この手の話は、山のようにあるが、もうひとつだけ面白いヤツを・・・!

これも東京から、ドイツフォードのタウナスという車を駆っての帰り道・・・

何があったか忘れたが、この時はやたら飛ばしていて、走ってる車は
すべて抜き去り、まっしぐら・・・

ところが岡崎インター近くまで来たとき、ボンネット両サイドの隙間から
白煙が・・・あっ、燃えている・・・!

こうなったら仕方がない!・・・映画のシーンさながら、白煙まき散らし、
料金所めがけて一直線!

唖然とする料金所のおっちゃんを尻目に、通り抜け、インターの一番端に
車を止めて飛び出したら、数秒もしないうちに火だるまに・・・

これホントの話だから、岡崎インターの記録に残ってると思うけどね・・・!

・・・「追伸」・・・明日からロスなので、1日早くアップしました。

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コメント

ロス出張ですか・・・頑張ってください(・ω・)ノ))
最近部屋にテレビがないので、F1見ていませんが、ネットに上がっている動画を見ると、最初はバードアタックだと言われたり結構混乱していたのが伝わりました。

しかし気になるのがブラウンの態度。
クラッシュ直後から明らかにバリチェロ機のリアを気にしていました。
うーん、素直に表明しないのはメンツ?
それとも表明していても裏付け作業をしていたから?

さらにQ3ではLG電子のタイマーが突然のダウン
本戦ではルノーのピッとトニアミスとタイヤ脱輪と、かなり荒れた展開でしたね。
トップカテゴリでこれだけのことが起きると言うのはあまりないですから、

しかし富田さんもとんでもない体験をしているのですね・・・
普通に考えて相当恐ろしいことだと思いますよ(汗

投稿: あきら | 2009年8月 5日 (水) 17時58分

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