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2009年6月 6日 (土)

車お宝話(155)幻の「ZZⅡ」とは・・・Ⅲ

   

前回に、烏天狗の僕が写っていた、雄型から抜いた直後の
フルボディには、フロントガラスやサイドガラスが入る所に
まだバリが残っている・・・

その状態から仕上げ、フロントガラスを取り付けた状態が・・
・・この写真!

05304

薄茶に写っているヘッドライトカバーと、サイドウインドウの一部はアクリル製。

これには傷が付かないように 、薄茶のテープでマスキングしてある・・・。

05307

上の写真の状態から、一点、一点、バラすと、このようになる・・・!

御覧の通り、インナーパーツや、ヘッドライト周り、
ルーフのトンネルなど、複雑極まりないのがよく見てとれる・・・。

組み上がった状態ではよく分からない、表面からは見えない部分、
そういった裏方の部分が、この写真でよく分かる・・・

それに、初代「ZZ」の時と違い、屋根があるのとないのとでは、
次元が違ってくるほど、複雑になる・・・

そのうえルーフにはご丁寧に、空気を通すダクトまであるのだから、
複雑極まりない・・・

フロントから見たこの写真は、実際に使うフロントガラスを組み込み、
その状態で撮影したものだ・・・

05302 

写真では分かりにくいが、フロントガラスの合わせ面も完璧だし、
そのフロントガラスの下にある、ダクトの付いた小さなボンネット
も奇麗に取り付けてある・・・

これを書いていて発見したのだが、バラした写真と見比べていると、
パズル合わせのようで楽しい・・・

この写真のボンネットと、ボディの隙間を見てほしい・・・!

驚くほど高いこの精度が、高速車にネックの風切り音を防いで
いるのだ・・・

そんな目が養われたのも、それまでチューニングカーのエアロパーツを、
自動車メーカーに納めてきた経験が、生きたのだと思う。

なにしろ製品の歩留まりに対し、とんでもなく基準が厳しいのが、
日本の自動車メーカーだ・・・恐らく世界一だろう!

でもそのことが、製品に対する意識の高さを徹底的に教えてくれた・・。

最初の頃はクレームの嵐でほとほと参ったが、あきらめずに続けたから、
こんなときに役に立ったのだ・・・

何ごとも、まわり道もないし、遠まわりもない・・・
だから、それもこれも、自動車メーカーのお陰だと・・・。

それにしても、このフロントからの眺めは、個性的でしょう・・・!
なにしろ屋根に、二つも穴のあいたコブがあるのだから・・・

僕も今まで結構な数のクルマを見てきたが、こんなのなかったな~!

それと、ヘッドライトのレンズカバーにエッジを通したことで、
横から見ると切れ長の目、正面から見ると大きく見開いた目になる。

完成車で見ると良く分かるが・・・これは結構、飽きない要素かも・・・
・・・これも個性的なところか!

後ろにまわってみよう・・・

05303

ルーフから、リアーエンドにかけて降りてくる、ダクト付きの
エンジンフードは、リアーウィンドウと、エアーダクトの
二重構造になっている・・・。

これも写真では継ぎ目がわからないほど、精度が出ている・・!

では、このリアースタイルはどうだろう・・・?!

テールランプはシンプルだが、両端のランプだけが少し上がっている。
これは「ZZⅡ」と識別するための特徴で、仲々、個性的だと思うが・・・

ダウンフォースに関して、リアーウィングは付いていないが、
よく見れば分かるように、ルーフから一旦落ちた傾斜が、
テールエンドに向って上がっている・・・05305

このデザインに落ち着いたのは、クルマ単体のデザインを大事にして、
なるべくウィングのような、付加物を付けたくなかったからだ・・・

でも、最高速を狙うなら、やはり、リアーウィングは必要だろうと思う!

だが、エアーダクトがルーフからリアーエンドにかけて降りてくる、
この独特のリアースタイルは、好き嫌いが分かれるところだろう・・・!

05282_2

ただ、はっきり云えることは、何ものにも似てない個性だろう・・・!

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1.クルマお宝話」カテゴリの記事

コメント

実を言えば、実写とグランツーリスモのZZⅡは
微妙に異なっていると感じています。
一度、全く同じ角度で画像を合成したら、
ルーフやリアの角度や長さ、ミラーの形状、ダクトの形状、テールランプ、ライトの大きさ、バンパーとボンネットのデザイン等
本当に微妙な違いですが、普段からグランツーリスモ
で、ZZⅡを細かく見ていた私からはRS-01を「何か違う車だぞ?!」と思ってしまいます。

イラストとクレイモデルの時のあのZZⅡが
今の所私の一番気に入っている姿だと思っています。

あの強烈な個性をもう一度見て見たい
グランツーリスモの姿だけで終わらせて欲しくない名とも思っています。

投稿: あきら | 2009年6月 7日 (日) 21時00分

確かに実写とグランツーリスモのZZⅡは微妙に異なっていると思いますよ・・・

これはいずれのデザイン画も、上から押しつぶしたように、低くワイドに描かれているのと同じ原理です・・・

これから実車を造ることを学んでいけば理解できると思いますよ・・・。

実際には人間が乗り、ある程度十分なスペースを確保しなければなりませんからね~!

それでも現物の実車を見れば十分に低くワイドですよ!

投稿: 富田義一 | 2009年6月 8日 (月) 12時23分

実際にZZⅡ見たことないのです
機会があれば、是非とも間近で実物を見てみたいです!
色々とお話もしたいですし!

なるほど・・・3Dの世界の世界で可能なことでも、
実際に「道を走る」となると、居住性や操作性
視認性も必要になるのですね。。。

また一つ勉強になりました!happy02

投稿: あきら | 2009年6月 8日 (月) 18時56分

タイアップイベントになると思いますが、近いうちに東京でお披露目できる機会をと思っています。

投稿: 富田義一 | 2009年6月 9日 (火) 12時15分

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