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2009年3月25日 (水)

車お宝話(135)古い昔の思い出ばなし・・・!

     

つい先日のことだが、大阪の外車屋時代の古い友人に、バッタリ出会った。

いや~懐かしいな~!などと云いながら昼食を共にしたが、お互い確実に
歳を取っているのに、むかしにすぐ戻れるのは同窓会の乗りか・・・!

でも話すうちに、お互い「趣味」が大きく変化しているのは驚きだった・・・

彼も僕も、スーパーカーで活躍した仲間、彼はスーパーカーレースで優勝
するほどの腕前で、街中でも、飛ばしに飛ばしていた記憶がある・・・

だから、「最近は古い車に興味が・・」などとお互いが云い合うと、可笑しく
なってしまう。

たまたま出会った時は、ジャガー・XKRに乗っていたが、それは売り物で、
普段の足にしているのは、67年製の古い「ダイムラー」だという・・・

本当のところ、僕たちの年齢層では「ディムラー」というのだが・・・

そんな話をしているうちに、とんでもなく程度のいい、1953年製ジャガー
XK140ドロップヘッドクーペを持っているから、見に来ないかと云う!

”おお~”、その車なら僕が独立したての頃に、欲しくて、欲しくて、やっと
手に入れた奴と同型、当時この「ジャガーXK140・ドロップヘッドクーペ」

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のワイヤー・ホイール仕様は、日本にたった1台しかなかった・・・

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・・・でも、この車には、苦い苦い思い出がある・・・!

この苦い苦い経験談のことは「クルマお宝話(22)クルマの価値とは!」

に詳しく、詳しく、書いているいるから、今回は余り触れない(ぜひ参照を!)

思い入れのある思い出の車だから是非とも見たいと彼の「ジャガー・XKR」
の助手席に乗り込む・・・

乗ってびっくり、相変わらずのスーパーカーレースみたいな、走りは健在で、

全くもって変わっていなかった・・・若い!

ほどなく彼の工場に到着、”ホントホント” もの凄く艶のあるワインレッドの
「XK140ドロップヘッドクーペ」が置いてあった!

昔はジャガーなんかに全く興味がなく、ひたすら走りに徹したスーパーカー的
な車にしか興味がなかったのに、最近はどっぷりや!と云いつつワインレッド
の美しいドアを開けてくれた・・・

ふぅ~ん、オートマチック仕様になっているのかと、思いつつ、後ろを見たら、
リアシートの背もたれの位置に、なんとクーラーが付いている・・・

詳しくは知らないが、ひょっとしたらオートマもクーラーも、後から改造して付け
たものかもしれない・・・?

だって僕が持っていた奴は、マニアルミッションで、重いクラッチをうまく操作
しないと滑ってしまうから、結構神経をつかったものだ・・・

その上当時のイギリス車はとにかく足もとが狭く、まるでほら穴に足を突っ込
んだように、足首の操作だけで、クラッチ、ブレーキ、アクセルを操作する。

ところが寒いイギリスと違い、猛暑が続く日本の夏は、この狭く熱いほら穴の
操作が地獄の行と化し、とてもとても乗れたものではない・・・

といっても、幸か不幸か、当然のお約束の如く、オーバーヒ-トしてしまうから、
夏場は乗れないのが当たり前だったが・・・!

そうそう、僕が当時、ミニクーパーSのダウントン・チュ-ンに乗っていた時の、
嘘のようなホントの話を紹介しよう!

小さなミニも例外に漏れずイギリス車だから夏場はオーバーヒートが当たり前!
夏場に街中を走っていると、ドンドン水温計の針がレッドゾーンに近づいて行く。

今と違い、安全装置もないし、エンジンの材質も良くないから、オーバーヒート
させてしまうと、ほぼエンジンが”ヤラレテ”しまう・・・

まぁ、ミニのエンジンなど、オーバーホールするのは簡単だが、オーバーヒート
させないに越したことはない・・・

そこで、どうするかと云うと、走っている最中に水温計の針が上がってきたら、
すかさずヒーターのスイッチを引いて弁を開け、室内にエンジンルームの熱気
を逃がすのだ・・・!

これって、夏場にクーラーが壊れた程度ではない・・・

要するに、逃げ場のないミニの狭いエンジンルームの熱気を、オーバーヒート
させない為に室内に取り込み、僕がこの熱い熱い、熱気を味わうのだから!

当時のミニにクーラーなどない・・!どころかクソ暑い夏にクーラーの代わりに
ヒーターを入れるのだから、いまから思えば”変態行為”だろう・・・!

でも、これが一番効果のあったオーバーヒート対策なのだから、仕方がない・・

それにしても、このダウントン・チュ-ンのミニクーパーSは早かったな~・・・!

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当時はケンメリ・GTRの時代だったからよく競争したが、常に勝ちまくっていた
のを思い出す・・・。

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コメント

ダウントンチューンのミニクーパーSを見て、「車全体がパワーユニットだからすっ飛びます」という同車の新車当時の広告コピーを思い出す。
なんでも当時は英国資本のドッドウェル社が日本でミニクーパーはじめBMC社製品の総代理店をしていたのだから、何か感慨深いものも感じる。
そんな「粋な一寸法師」的な小悪魔の魅力こそがミニクーパーの持ち味、モンテカルロ・ラリーでパティ・ポブカークの操るミニクーパーSがシトロエンDS21をやっつける姿はまさに「ジャイアントキラー」を地で行ったもので今も目に鮮やかだと思う。
事実小生も、(購入以来日常的にぶん回して乗っているお陰で)例外的に当たりが付きまくった2004年式トヨタヴィッツ1300U-L/97971km走行で高速を(レーダー探知機が無反応なのを良いことに)クラウンを日産フーガを、BMW3シリーズにメルセデスCクラスをぶち抜きながら走るその瞬間、脳裏に知らずにミニクーパーのやんちゃな活躍ぶりが浮かんでいるほどなのだ。

投稿: 真鍋清 | 2012年4月28日 (土) 22時48分

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