« 車お宝話(116)「雪の名神高速」恐怖の初体験 Ⅰ | トップページ | 車お宝話(118)日本初350馬力モデル「M30Z」 Ⅰ »

2009年1月14日 (水)

車お宝話(117)「雪の名神高速」恐怖の初体験 Ⅱ

   

いやぁ~、ついつい「雪の名神高速道路」の事を書き出したら、次から次へと
書きたい事が出てきて、横道にそれっ放しの長い一話になってしまった!

さ~それでは本題にUターン!・・・・これからする話は横道と多少似ているが、
恐怖という点では初めての経験だった!

問題の出来事は昨年の12月、暮れも押し迫った年末に、名古屋方面からの
帰り道、下り路線の名神高速道路で起きた。

久々に車関係の仕事を済ませ、久し振りの体験に多少酔いながら、帰路に
着いたのだが、帰り道の雪の事は、少しも頭から離れてはいなかった・・・

午前中あれだけ雪が降ったのだから、夕方から夜に掛けての名神高速道路
に雪がないわけがないと・・・

・・・なにしろ恐怖の「関ヶ原」が控えているのだから・・・!

それでも淡い期待をしつつ、関ヶ原を過ぎたところまでは良かったのだが・・・
・・・いきなり9キロ渋滞の「電光掲示板」が・・・

急いでラジオの高速道路情報を聞くと、単なる雪の為の渋滞ではなかった!
トラック1台と、乗用車2台が事故で止まっていると云うのだ・・・。

このラジオの情報を聞いた時、やっぱり来たかと云うのが、正直な気持ち
だったが・・・

でもこの時は、まだ何時に帰れるのだろうか、などと考えている段階・・・

徐々に車の流れが止まって行く・・・外は深々と雪が降っている、刻々と時間
が過ぎていく・・・

そんな中をパトカーが、サイレンを鳴らして、道の真ん中に突っ込んでくる。

やっぱりか!・・・・・このパトカーが現場に到着する為の今迄の無駄な時間。
こんな時でさえも、警察の指示がない限り、事故現場から車を撤去出来ない!

この時ばかりは、日本の法規に大いに抗議したい気持ちで、一杯になった・・・
だって、この為にこのあと、とんでもなく危険な状態に、陥ったのだから・・!

自動車先進国を名乗るなら、事故が起きれば自己判断で2次事故の危険性
を考えて、安全な場所に移動するのが常識だろう・・・

どうしてこんな時まで、警察が仕切るのだろう・・・・・理解できない!
車が少なかった何十年前の法規を、今でも使う事自体、不自然だろう・・・

現場検証の集積データが、世界の自動車先進国に比べて、役に立っている
とは決して思えない・・・!

まぁ、日頃のうっ憤がこんな所で出てしまったが、渋滞解除を真剣に考えて
ほしいと思う・・・。

・・・話を元に戻そう・・・

パトカーが通り過ぎ、完全に車の流れが止まってから1時間以上も経った時、
かなり前方だが、ゆっくりと車が動き始めた・・・

いよいよ、僕の目の前のトラックが、ゆっくり、ゆっくり、と動き出す・・・!

ところが、追い越し車線側だった目の前のトラックは、ほんの少しだが車が
斜めに滑っているではないか・・・

あわや・・・もう少しで・・・中央分離帯のガードレールに・・・!

それはそうだろう・・・車の上に深々と雪が降り積もって、1時間以上も経って
いるのだから、道路は冷え切ってスキー場のゲレンデ状態になっている・・!

・・・・さ~いよいよ僕の番だ!

ゆっくりと、シフトレバーをDレンジに入れ、ブレーキから足を、少しずつ、
少しずつ、離していく・・・もちろんアクセルなど踏めるわけがない・・・

赤ちゃんが這うような速度なのに・・・なんと恐ろしい事に、お尻が少し
振っている・・・とっさにブレーキに足を掛けてしまったから、益々大変!

瞬時にブレーキから足を離し、シフトレバーをNレンジにして、どうにか
難を逃れたが、もう少しで隣の車と接触スレスレ・・・・・

ブレーキを一切使わず、シフトレバーを、Dレンジと、Nレンジに、小刻みに、
交互に往復させて、少しづつ、少しづつ進むのだが、真っすぐには進まない!

さして効果のないこの走り方で、一体どれだけ進むと云うのだろう・・・。

時間の問題で確実にぶつかると分かっている、この恐怖から、どうして抜け
だそうかと、頭をフル回転させるのだが・・・・

でも実際はこの間、数秒の出来事なのだけれど・・・

その時とっさに閃いた!・・・・中央分離帯のすぐ脇は除雪車が掻いた雪が
積もっている・・・わざとその中に頭を突っ込み、右のタイヤを雪に沈めた・・・

見事に作戦成功・・・それから数時間掛かって、無傷で無事に帰ったとさ・・!

この時乗っていたのは、先代のジャガーXJR・スーパーチャージャー・・・
雪さえなければ、デザインも、性能も、天下一品のクルマなのだが・・・・!

この状況では、最悪のクルマと云えるだろう・・・

雪に最も不利なFR車で、そのうえ重くて、大トルクと来れば、肝試し用の車
見たいなもので、こんな事が一日続けば確実に胃潰瘍になってしまうだろう!

|

« 車お宝話(116)「雪の名神高速」恐怖の初体験 Ⅰ | トップページ | 車お宝話(118)日本初350馬力モデル「M30Z」 Ⅰ »

1.クルマお宝話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 車お宝話(116)「雪の名神高速」恐怖の初体験 Ⅰ | トップページ | 車お宝話(118)日本初350馬力モデル「M30Z」 Ⅰ »