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2008年12月27日 (土)

車お宝話(114)2代目「M30」と「M20」

    

1990年6月、京都は嵐山の地、「嵐亭」に於いて、2代目「M30」と

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「M20」のお披露目の宴を開催した。

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この発表会の模様は、車お宝話(79)嵐山・嵐亭「M30発表会」に詳しく
書いているので、ここでは経営者の立場としての心境を語って行くことに!

こうして20年近い時を経て、冷静に思い返してみると、恐らくこの2代目
「M30」が対費用効果の点では、一番採算が合っていないと思う・・・

と云うのは、開発を開始した頃には「GTR」が復活するという情報を既に
キャッチしていたが、この時期、まだ日産自動車からGTRベースの開発
許可が下りず、思案の末のスタートだった・・・

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だから2代目「M30」は、最初から採算度外視で、初代「M30」のポリシー
を引き継ぎ、「GTR」とは全く違うNAでFRという路線に加え、外観でも

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「GTR」に負けない位の迫力ある「M30」を仕立てようと考えてのスタート
だった・・・

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勿論、個性的で特徴的なエクステリアは童夢デザインで、今でも大好きだ!

当然のことながら、「2匹目のどじょう」に、マスコミは見向きもしないことは
重々承知の上だったから、販売と宣伝効果の両面で苦戦することは覚悟
していた。

だから、カタログには200台限定とうたっているが、久々に出る話題の
「GTR」に勝てる訳がないことは、重々承知の上でのチャレンジだった・・!

言ってみれば、採算度外視のトミーカイラの意地の様なもので、それでも
トミーカイラ・ブランドにとって必要不可欠なことだと決断したのだから、
仕方がない・・・

こう考えると自分の性格が如何に向こう見ずで、後ろを振り返らない無類
の突進型だと、納得してしまう・・・

でもこのチャレンジ魂があったからこそ、最後まで頑張れたのだと思うし、
後悔は一切ない・・・

でなければGTRベースの「Rz」や、オリジナルスポーツカーの「ZZ」を
手掛けられなかったと思うし、ましてや「ZZⅡ」までも造って、ルマンにも
出ようなどとは考えもしなかっただろう・・・

また、大好きな車だけの人生を、35年も続けられなかったと思うのだ・・!

要は人間のすることはみんな自分自身の心が決めることで、振り返らず
に突進すれば、どんなことでも出来てしまうのではないだろうか・・・

それを堅実にしようと、後ろを振り返って再び前を見るから、そこに恐れ
や心配事が心に出来て、止めてしまうのではないのだろうか・・・?!

高い鉄塔によじ登るようなもので、一度立ち止まって、後ろを見たら最後、
足がすくんで登ることも、降りることも出来ず、パニックに陥ってしまう!

これは人間特有の想像力がマイナスに働いた時に起きる現象で、出来る
限り想像力をプラスに働かせれば、意外なほど簡単に、目標を実現出来
ると思うのだが・・・!

人生に"崖っぷち"もなければ"谷もない"、あるのは自分が勝手に決めた
マイナスの想像力だけだ・・・

僕も随分と永く、自分勝手な"崖っぷち"人生を語っていたが、いま思えば
単なる思いあがりで、恥ずかしくてならない・・・

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これは僕が自分自身で体験したことだから、絶対に間違いないと、自信を
持って言える。

人生、山もなければ、谷もない、だから崖っぷちもあるわけがない・・・
あるのは坦々とした、平坦な道だけだ・・・!

早いもので、あと数日で2008年も終りを告げようとしている・・・
特に今年は歴史に残る年として、強く記憶に残るだろう事は間違いない。

そのなかでも、自動車に関心のある人にとっては、尚更だと思うのだが・・・

それでも今年の出来事は数年、又は十数年の時を経て、大きくクルマ社会
を成長させ、意味のあった年として語り継がれているだろう・・・。

        ・・・・・・・・・・・年末のご挨拶を!・・・・・・・・・・・・

今年1年、みなさんの応援やコメントに支えられ、なんとか無事に続ける
事ができました。

そして来年も本年同様、応援の程よろしくお願いをして、月並みな年末
の挨拶とさせて頂きます。

また、2009年も進化し続けたいと、年甲斐もなく意気込んでおります。

みなさんと、みなさんの大好きなクルマ達にも、良き年でありますように!

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1.クルマお宝話」カテゴリの記事

コメント

毎回楽しく拝見しておりました。
来年もお宝話楽しみにしております。

良い年をお迎え下さい。

投稿: ザクレロ25R | 2008年12月28日 (日) 23時57分

ザクレロさんありがとうございます。

愛車と共に、良いお年をお迎えください・・・!

投稿: 富田義一 | 2008年12月29日 (月) 11時44分

今年は大変刺激的なことがありました!
その中の一番は富田さんに出会えたこと!

今まで忘れていた車への思い入れが再び再燃してきました。
2009年、オリジナルのスポーツカーに出会えるならば、
作れるならば、作ってみたいという目標も出来ました(笑

来年もよろしくお願いします!

投稿: あきら | 2008年12月30日 (火) 13時32分

それはそれは・・・!
今日まで仕事で、いま大掃除の真っ最中ですよ~。

僕も来年早々に面白い発表が出来るかも・・・!

来年もよろしく!

投稿: 富田義一 | 2008年12月30日 (火) 16時18分

今年は大変御世話になりありがとうございました。
素敵な出会いを大切に、縁を温めさせていただきたいと存じます。
anti aging・・・究極の不老不死は人類の永遠のテーマです!始皇帝もクレオパトラも成し得なかったこの分野に携わるれることの喜びを、ぜひ共有したいと。富田さんとなら、実現できる気がします!
来年もぜひ、熱く語ってください!
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: miyata | 2008年12月31日 (水) 01時08分

あけましておめでとうございます!今年もたくさんのお話を楽しみにしております。どうぞ宜しくお願い致します。

投稿: 今日@黒R-z | 2009年1月 1日 (木) 15時23分

miyataさん明けましておめでとう御座います。

「anti aging・・・究極の不老不死は人類の永遠のテーマです!」・・・ホントですね~、僕はその事を真剣に考え、自分自身で体験し、何かを変えたいと本気で思っております。

このテーマは「ライフ・チューナー」としてのチャレンジング・テーマでもありますし・・・

僕は医学的なことは専門外なので、自分自身の体験を通してチャレンジし、その過程や結果で今後のantiaging
の方向性の一助になればと思っております。

楽しいクルマ談義とantiagingの勉強会をセットにした
集いを近々にやりたいですね~・・・!

また連絡くださいね・・・。


投稿: 富田義一 | 2009年1月 5日 (月) 11時46分

今日@黒R-z さん、明けましておめでとう御座います。

本年もよろしくお願いしますね・・・!

投稿: 富田義一 | 2009年1月 5日 (月) 11時53分

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