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2008年10月 8日 (水)

車お宝話(92)「ZZ」とカーグラフィックの記事

            

予告通り最後まで残った、拓也君のもう一つのクレイモデルを紹介しよう!

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なかなかメリハリの効いた迫力のあるデザインだが、僕としては長い間に
自分勝手なイメージが出来上がっていたから採用しなかった・・・・・

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そのイメージしていたデザインとコンセプトが違った事が、ボツになった
要因だろう!

それはデザイン・コンセプトが「動物的な愛着が湧くスポーツカー」と当初から
ハッキリしていたからだ・・・・・

多分に、最初スポーツカーを造ろうと刺激を受けた「アルピーヌ・A110」の
デザインが影響していると思う・・・!

但し、それは似たデザインにしようと云う事ではなく、「動物的な愛着が湧く」
と云う意味でのことだ・・・・・

ご存知のように永い間、外車屋として、本当に色々な車に囲まれて来たが、
アルピーヌほど、僕の心に入り込んだクルマはなかった様な気がする・・!

大好きなポルシェ356でさえ敵わない、全てが完璧で全てがオリジナル、
ポルシェは完成され過ぎている。

そのうえ超メジャーで、当時すでにスポーツカーの代名詞ともなっていた!

それに比べると、アルピーヌの少し未完成な所や、ルノーのエンジンを
心臓部に使っている所が、身近に感じられたのだ・・・・・

そのうえ体も小さく背も低い、なんとも愛苦しいデザインが、僕の心を虜
えたのだろう・・・!

それはデザインの良し悪しではなく、血の通った動物のように、可愛くて、
可愛くて、仕方ないから、ほって置く事が出来ない、と云うような意味だ!

そんな訳で、前回紹介したクレイモデルも、なかなかのモノだったのだが、

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僕としては、「動物的な愛着が湧く」とまでは行かなかったのだ・・・!

このカーグラフィックにも、「我々の目から見るとジャガーXJR-15にも
似た右半分のフロントマスクなど、かなり魅力的に映るのだが。」と写真
の下にコメントがしてある。

だからあくまでデザインコンセプトは「動物的な愛着が湧くスポーツカー」
なのだ・・・・・

そこで、動物的なハッキリとした表情を出すために、目を大きく見開いた

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特徴のあるデザインを、最終的に採用する事にしたのだ・・・!

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そして背中に積んだハードトップのコブと、ヘッドライトのコブが変化の
ある特徴的なデザインに仕立て上げている・・・・・

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この背中に積んだハードトップのアイデアは由良拓也オリジナルで、
最初にこのデザインを見たとき、思わず感嘆の声を上げたほどだ・・・

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ポールフレール氏も「取り外せるハードトップの設計は賢くて、エンジン
カバーの上にスタイリング上問題なく格納できる」と絶賛している・・・!

この記事は、98年のNAVI・5月号「スポーツカー大特集」に掲載されている

世界中から30台ほどのスポーツカーを一同に集め、ポールフレール氏を
招いて行われた、この取材企画の模様は別の機会にレポートしようと思う。

話は変わるが、このお宝話を書くために引っ張り出したカーグラフィック
を見ていて、面白いことを発見してしまった・・・・・

お宝話(89)の望遠で撮影している最初の写真は、熊倉さんが「ZZ」を
取っているのだが、何とこの被写体の写真がカーグラフィックの140頁
に大きく掲載されているのだ・・・!

ヘルメットをかぶり、「ZZ」のステアリングを握っているのは塚原氏だが、
フォミュラーカーの様な出で立ちの「ZZ」が、コーナーを曲がる姿は何とも
云えず良く似合う・・・・

昔から、カーグラフィックの写真を見て、クルマを覚えて来た僕としては、
「ZZ」が掲載されていること自体、感無量だ・・・!

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コメント

「動物的な愛着が湧く」とのコンセプトは
カーグラTVで田辺慶一氏との、インタビューでもお話されておりましたね。

田辺慶一氏も、この番組の最後に
「NSX-typeR,スカイラインGT-R,インプ…よりも、もっとレーシングカー…」
とZZの事を評価されていた事が記憶にあります。

CAR GRAPHIC(1995年1月号)140ページに掲載されたZZ試作車の走行写真ですが
フロントラジエーター仕様?の試作車ですよね…
ZZの事で、いろいろお尋ねしたい事の一つなんですけどね。(^_^;)

投稿: ヤス | 2008年10月10日 (金) 07時35分

この時の(95年1月号)のテストはフロントラジエターですよ・・・
カウル(ボディ)がないですからサイド・ラジエターは吸入量が不足します。

僕は最初の(田辺氏との)カーグラTVのビデオがないんですよ~!

投稿: 富田義一 | 2008年10月10日 (金) 11時43分

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