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2008年10月22日 (水)

車お宝話(96)プリンスホテルで「ZZ」の発表会

    

無事に発表会用のカタログ撮影を済ませ、いよいよ発表会の準備へと進む!
最終的に東京の芝公園にある、東京プリンスホテルが、発表会場となった。

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実はそれまで青山通りにあるスパイラルビルを会場にと、決めていたのだ!
林君(童夢社長)の奥さんのコネも強力だったから、余計に本気で・・・・・

場所もいいし、芸術的な匂いがするスパイラルビルで、出来れば発表会を
開催したいと、考えていたのだが、どうしても入口の関係で入らないのだ。

「ZZ」をバラして会場の中で組み立てるなど色々考えたが現実的ではない!

無理をして入れるには、「ZZ」をクレーンでつり上げて、入れる方法しか
見つからなかった・・・・・

万が一、当日の搬入時にクルマが落ちたり、傷でもついたりしたらと考え
たら、恐ろしくて出来るものではない、多分その日まで眠れないだろう・・・・!

既に発表会の案内や招待状を送付した後では、取り返しがつかないのだ!

そんな事で悩んでいたら、親友の谷やん(谷村新司氏)が、毎年ディナー
ショーで、プリンスホテルを使っているからと、激安での交渉をしてくれた・・・

あいにく発表会当日は、ウィーンに海外遠征に出かけていたので、祝電を
紹介させてもらったが・・・・・

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総合司会は兄弟の様にしている、ばんちゃん(馬場弘文氏)に協力しても
らったが、この時だけでなく、いつも大事な節目には参加してもらっている。

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そんな事でいつものことだが、お友達の協力なくして僕の人生は成り立た
ないことが、お分かり頂けたかと思う・・・・・

お宝話45の「ZZ・幻の430台」でも、この発表会の事を書いているので、
並行して読んで頂ければ、より面白いと思う・・・・・

・・・1995年7月24日、いよいよ発表会当日!

東京プリンスホテル・マグノリアホールで2時から記者発表会、3時から

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は披露パーティーの順序で、出来たてホヤホヤの「ZZ」の完成車とシャシー
モデルを披露したのだが・・・

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当然のことだが、2時からの記者発表会は、「ZZ」の運命が掛かっていると
云ってもいいぐらい、重要なお披露目なのだ・・・・・

このお披露目で、キチンとした対応と、説明が出来なければ、最悪の結果
を招いてしまう・・・!

その代わり、キチンとした対応と、説明を納得してもらえれば、8月1日
の掲載解禁日には、信じられない程の報道がなされるのだから・・・

当然スタッフも僕も前日から東京入りして、この発表会に備えているのだ
が、時間がいくらあっても足りないほど忙しい・・・・・

簡単だがリハーサルらしきものも必要だったし、時間配分や来場者の方の
対応、料理の事まで全てに気を配った。

今まで数多くのイベントや、発表会をして来たことが、この時大いに役に
立ったことは言うまでもない・・・!

特に第一部の記者発表会は、解良君が「ZZ」のコンセプトや車両の説明を、

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僕が運輸省との経過や、製造拠点、生産台数、販売価格などの説明をした
のだが、まだ国内で生産するか、海外で生産するのかは未定と説明した。

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質問もそこそこあったが、無難に熟なして、中々いい感じの出足だ・・・・・

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その後は席から離れて、僕も「ZZ」の特徴など、楽しく話した記憶がある!

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第2部は日頃お世話になった方々や、各自動車メーカーの技術関係、友人
などで、かなり楽しいひと時となった・・・・・

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この時は色んな方々から直接生の声が聞けたから、楽しかっただけでなく、

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その時のもの凄い反響が自信になって「イケる」と確信したのを憶えている!

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カラクリを暴露する様でなんだが、第一部の記者発表会で、既に「ZZ」の
お披露目は済んでいるのに、第2部のパーティーの時にはベールを被せて
スタートしたから、マスコミ関係の方々は変な感じだったと思うが・・・

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それでも僕たちの説明が済んで、友人や関係者の方を壇上に招くコーナー
では、総合司会のばんちゃんの会話が、冴え渡っていた・・・・・

一瞬にして、本当に楽しい雰囲気に変えてしまう所は、さすがはプロだと
改めて感心してしまった・・・・・

ところが、全て滞りなく済んで楽屋で2人で乾杯したときに「めちゃくちゃ
緊張したよ、仕事とは全く違うから!」と聞いて、またまた驚いてしまった!

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コメント

谷村新司さんとお友達とは!
チャンピオンは好きですよ!
一人の男が燃え尽きるその一瞬を描いた歌詞は
熱くて良いです!

しかしフレームを見ていると
本当に普通の車ではないのを実感します。
加速性能はとんでもないものではないんでしょうか?(笑

しかし、さぞ緊張したんではないでしょうか
私はアガリ症でものすごいそういうシチュエーションが苦手ですが・・・ そうも言ってられそうにないですよね・・・慣れなければw

あと、あるスポーツカー研究所(あえて名前は伏せているんですけどわかりますよね?)の人たちが会社を立ち上げたみたいですね、場所は京都。

彼らの志が非常に刺激になりました!

負けてられない。。。(笑

投稿: あきら | 2008年10月22日 (水) 23時02分

happy01先日はたいへん楽しいひとときを過ごさせていただきありがとうございました。
…この数日間で、とうとう95話まで追いつきました!!
一話一話が非常に濃厚で熱い人間ドラマの連続…圧倒されすぎて少々頭痛が...coldsweats02

富田さんのブログから伝わる熱気というか筆圧というか、夢に賭け現実と真っ向から対峙された壮絶なドラマをひしひしと感じさせていただきました。
富田さんの車への情熱が大きな螺旋の軸となり、人間関係・縁により全てが繋がり、母親との運命的な再開・超能力への確信があり、そして夢工場・ZZの開発へと昇華していく…しかし根底にある終始一貫した信条理念であるところの「奇跡の杖」これに全てが収束していくところは、ノンフィクションでしか伝えられない教義を説いていただきました。
しかし、まだ「プロジェクトX」番組制作には至りませんね。富田さんにはまだまだあふれる夢がありますから…まだ夢の途中、ですものね。happy01

富田さんのようなcreatorのお話は本当にすばらしいです。
かくいう私も、creativityを求めこの業界に入り若輩ながら確信したことは、anti-agingの根本はrepairでありrestoration,renovationであるということです。若い頃・すなわち新車時の調子にrestoreする仕事であるということです。
いかに我々がきれいな二重・高い鼻・豊満なバストを形成しようとも、それは概ね自然美からかけ離れたものであり創造主であるところの神には到底かなわない。
いや、その神の領域に少しでも近づかんと手を伸ばす努力をすることが、自分の夢を追うことなのかもしれませんね。

富田さんの螺旋の、ごく末端にでも自分が存在できるよう、これからも頑張っていこうと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
そしてこのような素晴らしいブログが、末永くみなさんの財産となることを願ってやみません。

投稿: miyata | 2008年10月23日 (木) 01時24分

miyataさん・・・こちらこそ久々に楽しいクルマ談義
を満喫しました、さわちゃんにも感謝です・・・!
僕は本当は古い人間なのにanti-agingに目覚めて早や5年が過ぎ、今では全く若いころと同じ肉体と感性で生きています。
この事実を、僕が一人でも多くの人に伝えることが、今の僕には天職のような気がしています・・・
大好きなクルマを通して今後も草の根活動を続けていきたいと思っています・・・
不思議な事に、ずっと以前から考えていた夢の構想が、
少しずつですが形になりつつあります・・・
勿論クルマを使った、僕にとっての大きな夢す・・・!
先生も夢を持ち続けてください、必ず成就します。
お互い、壮大な「男のロマン」を実現させましょう!

投稿: 富田義一 | 2008年10月23日 (木) 15時44分

ZZ購入当時、名古屋北の販売店で
このZZ発表会の模様を収録したビデオを拝見しました。

確かバブルトップのルーフが
緊急の屋根がわりになる事の実演をされてました・・・(^_^;)

この発表会の直後に…

車の情報は余り扱わない?あの写真週刊誌「FOCUS」が
ZZの事を(亀岡工場で撮った写真?)記事にした記憶があります。

投稿: ヤス | 2008年10月24日 (金) 12時11分

ヤスさん・・・そうですね~、「FOCUS」も「FRIDAY」も2回ずつ取材がありましたよ・・!

そうなんですか~収録したビデオですか、知りませんでした!

投稿: 富田義一 | 2008年10月24日 (金) 18時04分

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