« クルマお宝話(51)気になる2台のスモールカー | トップページ | 車お宝話(53)「鈴木オート」とトミタオート! »

2008年5月17日 (土)

クルマお宝話(52)自動車保有 初の減少!

     

昨日の日経新聞の1面に「自動車保有、初の減少」と見出しが
出ていた。

いよいよ来る時が来たかと、思わずこの見出しに引き込まれて
読んで見た、予想通りの内容だったが、何故か考えさせられる。

新車の販売台数は、20年ほど前をピークに年々減少している
ことは知っていたが、保有台数はまだまだ増えていると思って
いたから余計だ。

でも冷静に考えれば、少子化による若者層の減少や、電車など
の交通網が充分に発達している都市部に人口が集中している
ことが原因なのは、至極当たり前のことだが・・・

今回は、それにガソリンの長期的な高騰が拍車をかけている!

新聞には触れていないが、価値観の多様化による若者の車離れ
は、将来的にもっと深刻に影響するだろうと僕は思う。

宮崎旅行のお宝話(50)の折にも触れたが、レンタカーで
200キロほど走った印象だが、趣味性の高い車を殆ど見かけ
ることが出来なかったことだ!

室内が広くて、楽で、人が大勢乗れる車ばかりが目についた!
そこに乗っている子供が将来、車に興味を持つのだろうか?

その未来の大人が、もし便利な都市部にでも住むことになれば、
殆ど車など選ばなくなるのだろう!

だから日経の1面にデカデカと「自動車保有、初の減少」など
と書かれれば、歴史の変わり目に遭遇したような気になる。

何かにつけ中国に追いつかれ、逆に日本が衰退していく絵空は
嫌ほど知っていても、こうして現実に目にするとむなしい!

どんなことでも栄枯盛衰があるのは、当たり前のことだが、
米,英,独,仏では2006年まで保有台数が増え続けていると
書いてあるから、先進国では始めての減少なのだろう。

心中さみしいと思う気持ちもあるが、自分はいい時代に生まれ
たと思う気持ちの方が正直強いのは何故なのだろう?

やはり、好きなクルマと過ごした半生が素晴らしかったという
ことに尽きる!

僕が生まれた頃は牛や馬が運搬の主流で、自動車はまだ木炭車が
走っていたのだそうだ。

成功者だった父親の屋敷のすぐ側を、日本で最初のチンチン電車
が走り、そのチンチン電車を金太郎姿の僕が、おチンチンをほり
出して、両手を広げてよく停めていたそうだ!

僕が幼い頃は、それ位のんびりとした時代で、早い乗り物など
飛行機の他にはなかった。

だから小学校の時でさえ、まだ殆どの道路は地道で牛や馬の糞が
道の真ん中に堂々と散乱していたのを憶えている!

それから10年も経たないうちに、自動車のような早い乗り物に
出会ったのだから、至極当たり前に心を奪われたのだろう!

もし最初に飛行機に出会っていたら、間違いなく虜になっていた
だろうと思うが、京都にはいまだに飛行場がないのだから・・・

今の若者のように、バーチャルの世界で熱くなれない時代だから
実物にしか興味がなかった。

だから世代的にも、スピードに憧れる現実派なのかもしれない。

それにしても自動車先進国で、自動車産業が、国内の主軸産業と
なっているこの国が自動車離れの危機に直面しているとは・・・

堅いことを云うようでなんだが、少子化にしろ、金融にしろ、
政治にしろ、税金にしろ、どうして後手後手になるのだろう!

ダメな方の先進国としては世界一だろう。

僕が思春期に目覚めたのは、女性ではなくクルマだったと良く冗談を
云うが、これからは意味不明、理解不能の言葉になるのだろうな~!

|

« クルマお宝話(51)気になる2台のスモールカー | トップページ | 車お宝話(53)「鈴木オート」とトミタオート! »

1.クルマお宝話」カテゴリの記事

コメント

このブログを発見してから、まもないので富田さんが過去にどんな車に乗ってたかに興味がわき過去に遡ってみましたら、トヨタのパブリカの愛用者だったと知り、ほくそえんでしまいました。あの水平2気筒のしかもオートバイみたいにフインのついた空冷はバタバタと独特の音をたて走ってくれました、たしかトヨタ800も同じエンジンだったはず、勿論私は早朝、無免許のチョイのりでしたが。

最近の日本の若者の車離れは目をおおうばかり、まるでセン馬(去勢された男馬)ですね、将来安定した公務員が小学生のなりたい職業じゃ、お先真っ暗です。

 アラブ首長国デュバイ国に3年ほど仕事で暮らしましたが、週末、といっても西洋の習慣と違い木曜日夜あたりから金曜ですが、それはもう小金をもったインド系(ゴールドスークのオーナーはインド系が散見)が日本以上の高級車で優雅なクリーク(川に見えますがデュバイには川はありません、海からの深い入り江です)辺りをながしています。
あの国の実質的建設者、第三皇太子のシェイク・ムハマド.ビン・ラッシッド・アル・マークトゥム殿下(コレ全部一人分の名前です)にインタビューした時などは、世界中の目の飛び出すよな車が宮殿の庭に勢ぞろいし、普通ヨダレは流さないわたしも目玉が飛び出ました。
ある所には有るものです。
残念ながらTommyKairaのオーナーメントは有りませんでしたが。
デュバイは’70年くらいまでは世界の最貧国で御木本パールでおなじみのパールと近隣の貿易で暮らしていたべドゥインの民の土地でしたが、今や世界でもっとも富める国、トミタの関係深かった日産も欧米からの注文に即座に応じられるように現地に数千台の完成車をプールしてます(税金が極めて優遇な為)

観光ばかりが脚光を浴びる国ですが、貿易立国という、やる事はやって、しかも若者は車好き!トヨタのランドクルーザーの能力があの赤い砂漠でコレほど凄いか!と感心させられる土地でもあります。

投稿: aphrodisiaque | 2008年5月18日 (日) 12時58分

僕が若い頃、デュバイ上空の飛行機内で暴動が起き、
アシスタントパーサーが拳銃を出して暴動を鎮め、緊急着陸
した記憶が蘇ってきました。
まるでハイジャックのような騒ぎで大変だったのを思い出しましたよ!
だから今話題のデュバイに旅行に誘われても、あまり乗り気がしないのはこの記憶のせいだろうな~と!

投稿: 富田義一 | 2008年5月19日 (月) 12時21分

富田さんはさまざまな経験をされてらっしゃるので、中には命のおびえるようなのもあるのですね、でもその方が生きてると感じられるお方と推察しております、時にはあの辺りの上空はかなり緊迫する事もありましょう、(デュバイのシェイクムハマド皇太子自身戦闘機乗りでもあったほど)朝の5時からイランの方角にある油田の警備なのでしょうか必ず軍用機が飛びますが、地上の治安は日本より遥かに安全なまちです、実は昨夜NHKスペシャル 沸騰都市デュバイ 砂漠に涌き出るオイルマネー という番組が放送されたそうです、わたしは深夜帰宅でしりませんでしたが、今日メイルをチェックしましたら、デュバイの知人の公務員から私に21の深夜にも再放送があるからと。。。ありました、富田さんのお好き?のPGAのゴルフコースなどもある国です、(このコースはくだんの皇太子がケンブリッジに留学中テレビでみた、”芝生でボールを打つゲームは何だ?”というところから ”ゴルフというのか?じゃうちにも作ろう”と作ったそうです}私の知人がこのコースの支配人などしてた事もあり馴染みらしです、私はゴルフ、マージャン、パチンコは大嫌いですが、いまやこの国、上空から降りて見られるのも一興かもしれません、100ドルでロールスロイスなどがあたるくじも空港でやってます、日焼けした富田さん向きの国かと存じますが。。。、多弁になりすぎました、ご容赦を。

投稿: aphrodisiaque | 2008年5月19日 (月) 12時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« クルマお宝話(51)気になる2台のスモールカー | トップページ | 車お宝話(53)「鈴木オート」とトミタオート! »