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2008年5月24日 (土)

車お宝話(54)続・「鈴木オート」とトミタオート

    

先日、「続・三丁目の夕日」を観て、益々現代の薄れいく人情が
より強く出ている内容に、映画であることも忘れ
久々に故郷に戻ったような気持になってしまった。

あの頃は、お節介も有難迷惑も存在しなかった!

人の喜びは自分の喜びだし、人の子も自分の子も分け隔てしない。
親のない子も含め、知らず知らずにみんなで助け合っている!

貧しいけれど近所が親せきのような、兄弟のようなそんな古き
良き時代だった。

だがそんな辛い時代に戻る必要はない、でも気持だけは変わらずに
と願っている人は大勢いると思うのだが!

だからこの映画が、これだけ評価され観衆を集めているのだろう。

映画の中で、久し振りに「鈴木オート」の工場を覗いて見たら、
なかなか珍しく、懐かしい車が、入れ替わり工場に入っていたので、
思わず嬉しくなってしまった!

ユニークなデザインの3輪車も、4輪車も良く知っていたのに、
名前を思い出せないのが、残念でならない。

それにしても、車のサイズが余りにも小さかったことに改めて
驚いてしまった!

数年前、路上に止まっていた「マツダクーペ」を見て、余りの小ささに
良くこんな車に乗っていたと感心したが、小さくて可愛いかったな~と!

最初に就職したマツダの同僚なんか、この極小の「マツダクーペ」に
3人乗って、京都から九州の旅を当たり前のような顔で往復していた。

この映画「続・三丁目の夕日」は、昭和34年の時代設定とケースの
概要説明に書いてある。

とすれば、そのころ京都にいたから、東京タワーのことは知らないが、
僕が中学2年生の頃の話だと・・・!

もしこの映画が現実だったとしたら、僕はどんな役柄で何をしている
のかな~・・・なんて考えながら観ていたら、当時のことをお思い出
してしまった!

中学2年迄の僕は話にならないほどおとなしく、部活は花や木を育てる
園芸部の弱ッチイ男だったことは、以前にも触れた!

その僕が強くなれたそもそもの要因は、小学校6年の時の転校に遡る。

転校した学校に、小島君(コジマエンジニアリング代表)が居たからだ!
男らしくなることも、喧嘩もオートバイも彼といるだけで身についた。

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それに、恐ろしく怖いお父さんも、親のない僕にはやさしかったし、
人情というものを教えてもらった気がする!

だから高校時代は、ラグビーとオートバイと玉突きに明け暮れる毎日で、

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逆境を跳ね返して、友達の数はだれにも負けないほど大勢いたと思う!

こう書くと、な~んか偉くカッコいい学生のように聞こえるが・・・!
ラグビーもオートバイも玉突きも、取り立てて上手いわけではなかった。

日陰のモヤシのような弱ッチイ男が、大変身し、18歳になってすぐに
初めてモトクロスのレースに出場した!

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50ccのトーハツ・ランペットが2台目の僕の単車だ!

このクラスで、スズキ・ワークスに対抗できる唯一のオートバイで、
この頃でも既にワークスと市販車では、中身にかなりの差があった!

ワークスとの大きな差はミッションで、3速と4速の違い、マフラーも
サスペションも違う!

僕のランペットにはマフラーだけだが、多少見込まれてワークスから
支給されたものが着いていた。

最初のレースは、和歌山県、紀ノ川のだだっ広い河川敷にコースが設定
され、開催されたのをよく覚えている。

当時すでに小島君は、全国レベルで名前が轟いていたように思う!

本番前の下見で、コース取りを憶えるようにと、小島君が一緒に走って
くれたのが良かったのか、悪かったのか!

予選第1ヒートが僕で、第2ヒートが小島君!

いよいよ本番、広いスタートライン横一線にモトクロッサーが居並ぶ!
本命は、スズキワークスの鈴木誠一、久保和夫の両氏。

このベテラン達に初参加の僕が太刀打ち出来る筈もなく、それどころか
あたま真白で、審判が一人一人にフラッグで指さすのを見ているのが
精一杯だった。

審判が最後のライダーにフラッグで指差した、次の瞬間、30台ほどの
モトクロッサーが一斉に狭いコースに突進する!

無我夢中でコースに入ったら、ナント3番手にいるから正直ビックリだ!

直線の後はUターンするのだが、ターン直後に横を見たら、あの大本命と
並行して走っているではないか・・・ひょっとしてアタマ・・!

その後、小島君のアドバイス通りポンポンとコブをいなしてコースを取る。

さすがは小島君、コースの取り方が人とは全く違う、コースを横切る小川
も無事通過して、いよいよ2週目と思った瞬間・・・・宙を飛んでいた!

やはり僕の腕では、このコース取りは難しすぎたのだろう。

予選不通過・・・これが僕の初戦の結果だ!

第2ヒートの小島君は、僕のオートバイで走って、当然の如く・・・優勝!

それでも高校生としては最高にエンジョイしたと思う!

僕の取り柄は、その時、その時を懸命にやることだから!

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それから20年・・・・・息子にもラグビーとモトクロスを経験させた!

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