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2008年4月12日 (土)

クルマお宝話(43)初期の夢工場のクルマたち(Ⅰ)

 

夢工場が出来た頃の写真を見て、初期の余り知られていない
トミーカイラのことを少し書いておこうと思う。

この写真を見るのは、僕もほんとに久し振りのことで懐かしい!

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このショールームの写真は初期の「夢工場」の風景で、展示して
ある3台のクルマには、それぞれに強い思い入れがある。

まず左端のクルマは、トミーカイラの開発1号車となる「M19]、
真ん中奥の白いクルマは、トミーカイラ・サニー20周年記念車、
右端の黒いクルマは、ハルトゲ・スカイラインである。

最初に「トミーカイラ・M19」の話から!
事実上、この「M19」がトミーカイラの開発一号車となるモデル。

写真にある、グレイのストライプとホイールのモデルが2.3で、

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シルバーメタリックのストライプとホイールのモデルが2リッター
モデルとなっている。

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この2台を最初に造り、2.3と2リッターモデルを比較して見たが、
性能的には、それほど遜色のないことが判明した!

2.3にするためのエンジン組み付け時間と、コストを考えて、
2リッターモデルのみ発表することにした。

当時、自動車誌ベストカーの取材で、矢田部でのフルテストを敢行!
結果は、想像以上に満足のいくテスト・データーが取れて驚いた。

トミーカイラのテストドライバーだった中島君も、その時、矢田部の
テストに参加していた。

彼はシビック・レースで活躍後、シティ・ブルドッグレースでホンダ
・ワークスを相手に、シリーズ・チャンピオンを獲得したツワモノだ。

監督は解良君で、鈴鹿のシリーズ戦となる、このブルドッグレースで、
あの黒沢元治選手をインから刺して優勝した時の活躍は鮮烈に記憶に
残っている!

そうそう、僕がこのM19に乗っている時、京都の高尾パークウェイで
正しいカウンターのあて方を伝授してもらったことがある!

カウンターの後の"おつり"が少々激しかった僕が、彼の何事もなかった
ようなカウンターステアーに憧れてお願いしたのだ。

この高尾パークウェイとは、年間契約で、走行取材の許可を取り付けて
いたから、取材でも、撮影でも、数え切れないぐらい高尾パークウェイ
に足を運んだ!

そしてまた、数えきれないほど多くの有名ドライバーのカウンターを、
見せてもらった!

その中でも印象に残るのは、「M30」発表時、トミーカイラとは特に
縁の深い、黒沢元治氏の操る「M30]のカウンターは奇麗の一言だ!

そういえば黒沢氏とは、昨年の12月、久々に小島君の引退パーティー
で会って懐かしい話をし、レーサーの息子さんも紹介してくれた!

話を戻そう・・・・その中島君につい先ほど、その時の様子を聞いた。

彼はその時のことをよく覚えていて、まるで昨日のことのように細く話
てくれた。

その説明では、矢田部のバンクの出口をアクセル全開で200km越え
で走っても、高速安定性は抜群だったという!

僕はこの「M19]が大好きで、都合10年もの間手放さなかった!

ラスト3年は、このお気に入りの「M19」を、東京の住まいにまで
持って行ったほどだ!

この「M19]が出来上がった当初、福井の敦賀市にFCで1号店と
なる「夢工場・敦賀」がオープンした。

丁度いい機会と、毎週のように、この開発車両の「M19]で京都と
敦賀を往復したが、何度もフルテストに使用したままの状態とは、
とても思えないほどしっかりとしていた!

ある雨の日、敦賀からの帰り道、北陸自動車道を京都に向けて走って
いた!・・・前方に5台ほど、怖そうなメルセデス・AMGが、とぐろを巻く
ように走っている、多分、怖い人の定番、片山津温泉の帰りだろう!

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僕がその集団の真ん中をかなりのスピードで、ほとんど何も考えずに
通り抜けた途端、このAMG軍団が一斉に追いかけて来た!

”ヤバッ”と思ったが後の祭り・・・・・・逃げ通すしかない!
「幸い雨の夜中だ!」・・・行けるところまで行くしか道はない。

この2リッターの「トミーカイラ」対「AMG]の対決や如何に!

暫くは後方からのパッシングの砲撃が続く・・・・数分のバトルの後、
僕の乗っている「M19]の方が有利だと気付く!

雨の日は、超扁平の極太タイヤは不利なのだ、あるスピードまで到達
すると、後ろのヘッドライトが少し遠のく!

そんなことを何度か繰り返す内に、後ろの景色は真っ暗になった。
相手はメルセデスAMGのS,SLC,SEC、たぶん本物だろう!

・・・・・2リッター「トミーカイラM19]の勝ち~!

だって僕は百回以上も東京~京都を往復して、余程遅いクルマのとき
以外は後塵を拝した経験がないのだから!

フルスロットルの長距離には、かなりの自信があった!

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