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2008年3月12日 (水)

クルマお宝話(34)筋トレ用・F330GTC

    

今回は僕が特に美しいと思う2+2のフェラーリの話をしよう!

フェラーリ330GTCは優雅でほんとに美しいしクルマだと思う。

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ところが、この優雅で美しく女性を感じさせるその姿からは
想像もできないほど、中身は男性的でたくましいクルマなのだ!

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まずクラッチが半端じゃなく重い、そのうえステアリングも
切り応えがあり、シフトレバーもこの頃のフェラーリ特有の
ゲートタイプで手ごたえ十分だ!

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エクゾーストから聞こえる音と、メカニカル・ノイズの調和は
素晴らしいが、その外観から想像するエレガントさは、
クラッチを踏んだ途端吹っ飛ぶだろう!

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このフェラ-リ330GTCと共通してFRなのが、
2シーターのフェラ-リ・デイトナで、
今ではとんでもなく高価なプレミアムカーになっている。

このデイトナの場合は、2シーターのロングノーズで、
スポーツカーらしく、姿かたちが男性的だから、
少々のことはねじ伏せてでも乗ってやろうと思うから、
F330GTCのような違和感はない!

その点、スーパーカーブームの頃に人気があった、
フェラーリBBや、テスサロッサは随分と乗り易かった。

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ミッドシップになったからだろうか!

乗りやすいミドシップといえば、ディーノ246GTがあるが、
その当時はフェラーリではないと言う人が多かった。

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ディーノにはボンネット先端に、あの跳ね馬のマークがない!
その訳は、12気筒ではない、フィアットの6気筒だからと!

この認識も30年経った今とは随分と違う気がする。

しかし30年経った今、乗る気になれば毎日の足にできるのは、
フェラ-リBBでもテスタロッサでもない。

この”ノーマーク”のディーノ246GTだと思う!

これでいかに330GTCが、硬派の乗り手を選ぶ、
フェラーリだったか、ということがお分かりだろう。

この優雅で美しいフェラーリ330GTCに乗りたいという人が
現れた!

お宝話24のときに書いた、ボウリングの仲間で、医師のS氏だ。

あの頃から既に10年の時を経ている・・・!

僕からフェラーリ330GTCの話を聞いて、
是非とも見たいからと来てくれた。

医師のS氏はフェラーリ330GTCを見るなり、
その美しさに魅了されたようで、「きれいやな~」と一言!

S氏が僕に「そんなにクラッチは重いのか?」と念を押すから、
僕は正直に「普段の足使いにはちょっと大変かな~」と答えた!

まぁ乗ってみないと分からないからと、
フェラーリ330GTCに2人で乗りこんだ。

試運転しながらS氏が「このクラッチの重さが丁度いいな~」と!

びっくりして僕が、「凄い脚力やね~」って言うと、
S氏が「違う違う、その凄い脚力になりたいんや!」と意味ありげ
に言う!

聞けば、それには訳があって、いまゴルフを本格的にやっていて、
シングルプレイヤーだという。

もっと上のハンディキャップを目指すには、体を鍛えることが大事で
それにはこのクラッチの重さがベストだと言うのだ!

だから、ゴルフで一番大事な左足を鍛える為の”マシン”が、
この330GTCで、持ってこいの「トレーニング・マシン」なのだ!

世にも贅沢なトレーーニング・”マシン”だ!

だから、このクラッチが苦にならなくなるまで乗るのだと言う。
結局、330GTCに永く乗られたと記憶しているが!

それにしても仕事のストレスを解消するために始めたゴルフなのに・・
・・・すごい執念だ!

ほんとに世の中には、色々な人がいるもんだと、つくづく感心した。

そういえば以前にフェラーリ・BBが燃えたことを書いたが、
その時のプロゴルファーも、ひよっとして足を鍛えるために乗って
いたのかも!

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コメント

 昨年のTKOC全国ミーティングの帰りに立ち寄ったPAで黄色いディーノと遭遇しました。

 今見てもカッコいい車ですね。

投稿: tkVOXY | 2008年3月13日 (木) 12時39分

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