« クルマお宝話(32)オープン・エアーの醍醐味 Ⅰ | トップページ | クルマお宝話(34)筋トレ用・F330GTC »

2008年3月 8日 (土)

クルマお宝話(33)オープン・エアーの醍醐味 Ⅱ

我が国は、自動車先進国の中で最もオープンカーが売れない国らしい!
まぁ最近は中国が急伸しているが、中国は自動車先進国ではないだろう。

最近、バリオルーフのお陰でオープンモデルが多少は増えてきたように
思うが、それでも屋根を閉じたまま走っているクルマがほとんどで、
オープンにして乗っている人は少ない!

この状況は大阪と東京では多少違い、東京の方が屋根を開けて走っている
クルマが多いように僕には見える。

やはり国際都市化しているのだろうか?!

僕は昔からオープンテラスでお茶を飲んだり、食事をしたりするのがとても
好きで、京都でも大阪でも東京にいるときでも、できるだけ穴場をさがす!

この行動癖は30年以上も続いているから、僕とよく行動をともにする人は
周知の如く「穴場」を教えてくれる。

だから約束の待ち合わせ場所は必然的にオープンテラスが多くなる!
秋でも冬でも条件が許すならお願いするし、またそうなってしまう。

これはどこにいても同じで、僕の習性となってしまった。
この「習性」が身についたのは、やはり26歳のときのイタリアだろう!

お宝話(11)のイタリアの旅でのことだ!

案内役のデザイナーY氏が、クルマ探しの途中で休憩しようと立ち寄ったカフェ
での経験が、まさか今日まで続くほどの出来事になるとは!

03087

だれもが普通に、屋外のテラスで楽しそうに語らいながら食事やお茶をしてる。

その上もっとおどろいたことは、大好きなクルマがすぐ側を通り抜けること!
この光景をはじめて目にした衝撃に、感動すら覚えた!

初体験だった僕も、気がつけば屋外のテラスの心地よさのなかで話に夢中に
なっている!

なんなんだろう・・・この心地よさは!

そのとき思ったのは原点回帰で、やはり人間は自然のなかが落ち着くのだろう。

だから人は太陽の下で自然と一体になったときや、星空の下で語り合うときに
しあわせを感じるのだと思う!

いまから40年近くまえの、日本の生活環境からは考えられない経験だった!

だからこの「衝撃」が「習性」となって今日まで「穴場」を探すという行動癖を
ともなって37年も・・・・・オープンテラスの食事が続いている!

いまではこの「衝撃的」に感じた出来事も日常的に身近なものとなっているが!

この「食事」のところを「クルマ」に置き換えれば、簡単に共通点が見つかる。

自然と一体になって、風を感じながら走るオープンエアーの心地よさは別格だ!
だからオープンカーに乗りたくて、オープンモデルを探しまわるのだろう。

たとえ冬でもシ-トヒーターとエアコンがあれば、なんの苦もなく楽しめる。
まるで露天風呂とそっくりな気分に浸れるのは、乗った人にしか分らない!

だからもっともっと、オープンモデルの良さをに知って、乗って欲しい。

その点、カルフォルニアはオープンカーの宝庫で世界中の自動車メーカーが、
アメリカ市場のために、昔から多くのオープンモデルを造ってきた。

03082

イギリスはジャガーEタイプ・ロードスターがアメリカ市場で大成功を収め、
MGやトライアンフ、ロールスなども健闘した!

西ドイツもメルセデスが300SL・ロードスターで確固たる地位を確立し、
ポルシェも356・スピードスターで大ブレイクした。

もちろんアメリカでも古くからオープンカーは多く造られたが、
スポーツカーとしての性能やスモールサイズのクルマはヨーロッパが造った!

03083

そのアメリカ市場のために造られたことで、伝説的に有名になったのが、
ポルシェ・356スピードスターだ!

03084_2

なんといってもこのクルマを世界的に知らしめた出来事は、「エデンの東」で
一躍、世界的スターとなった「ジェームス・ディーン」の事故死だろう!

ちょうど僕が10歳のとき‘55年にジェームス・ディーンは天国に召された!

少し余談になるが、このときの事故は永くこのポルシェ・356スピードスター
によって引き起こされたことになっていたが事実は違う!

ジェームス・ディーンは「エデンの東」の主役に抜擢されたときに初めて、
英国製オープン2シーター「MG・TD」を手に入れる。

そして次ぎの「理由なき反抗」で、このポルシェ・スピードスター・1500S
の126台目に造られた初期型を新車で手に入れ、数度レースに出場した。

そして、次の主演作「ジャイアント」のときにも、このポルシェ・スピ-ドスター
でレースに出場したが、レース中にクルマを壊してしまい下取りに出してしまう。

そこでポルシェが競技用として新たに発表した、ミドシップのレーシングモデル、
ポルシェ・550スパイダーに乗り換えた。

そして550スパイダーを手に入れた直後の‘55年9月30日にカルフォルニア
の高速道路で悲劇の事故死!

この時代に、こんな希少車のことなど、当時の人はほとんど知らないから間違えた
のだろう!

それに550スパイダーも356スピードスター報道する人にとってもたいした
代わりはなかったに違いない!

書いていて面白いことに気がついた!

当時のアメリカを代表するスター、ジェームス・ディーンが乗るスポーツカーは、
すべてオープンカーだったのに対し、

当時の日本を代表するスター、石原裕次郎が乗っていたメルセデス300SLは、
屋根つきのガルウィングだったことは興味深い!

03085

|

« クルマお宝話(32)オープン・エアーの醍醐味 Ⅰ | トップページ | クルマお宝話(34)筋トレ用・F330GTC »

1.クルマお宝話」カテゴリの記事

コメント

 昨日R-2を走ってたらオープンで走っているHONDAのS(排気量不明)と擦れ違いました。相手は信号で停まっててこちらは走行中。

 相手もこちらの車に気付いたらしく、お互いがお互いの車を注視してました(笑)。

投稿: tkVOXY | 2008年3月 9日 (日) 10時11分

富田さん
京都のさわです。
次から次へと話が出てきますね~(^^)
面白いです!話題の車の写真のバックにさりげなく写っている車達も素敵です!

お宝話(30)に戻りますが、富田さんが昔、若造に見られた分、今取り返しているのでは?(^^)
僕もいつも若く見られて悔しい思いをしましたけど、今は得していることが多いです(^^;;;

ところで、童夢セリカターボのステッカーは「tomita auto」だけじゃなくて左後ろに「tokico」もありますねっ、運命ですか(^^)

投稿: さわ | 2008年3月 9日 (日) 20時43分

どうも、お二人さん!
最近これを書き始めてから面白い話が色々来るんですよ!
どうもクルマ好きのストレスがかなり溜まっているらしく
はけ口がないって言うことらしい!
またまた僕の出番かとハリキッテいるところです。
まぁ近々おもしろいことをやりますから!

さわさん・・・ときちゃんも発見しましたよ・・・! 

投稿: 富田義一 | 2008年3月10日 (月) 12時53分

以前、知人のZ32のコンバーチブルに乗せてもらってからずっといつかはオープンにと思ってます。
しかも昨日なんとZZに初めて乗りました。
もう本当に感激でしたよ!!

投稿: 今日 | 2008年3月10日 (月) 21時32分

いいでしょう、今日さん!
ZZはスポーツカーの原点、走りの原点、オープンマインド
の原点だと思っています!

投稿: 富田義一 | 2008年3月11日 (火) 19時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« クルマお宝話(32)オープン・エアーの醍醐味 Ⅰ | トップページ | クルマお宝話(34)筋トレ用・F330GTC »