«  クルマお宝話(21)AMGとTOMMYKAIRA | トップページ | クルマお宝話(23) 僕の思い出 »

2008年1月30日 (水)

  クルマお宝話(22)クルマの価値とは!

お宝話(18)に書いたように、また色々なクルマの話を書こうと,
なにげなくブログを振り返って見て、はたと気が付いた!

今まで扱ったクルマの中で、現在とんでもない資産価値になっている
数の多さに改めて気が付き唖然とした!

お宝話(18)のデイトナ・コブラや(9)のポルシェ904GTS
など億単位の価値になっている事に驚いてしまう!

(17)のランボルギーニ・イオタ、(15)のパンテラGT4だって
それに近い価値になっているし、まだまだ書いていないのも沢山あるが、
その中のフェラーリ・デイトナやGTCもそんな価値なのだ!

(15)のランボルギーニ・クンタックを初め多くのスーパーカー達も、
今や軒並み当時と遜色ない価値だ!

中には遥かに当時を凌ぐ価値になっているクルマもあるという事は、
もし、今まで持ち続けている人がいるとしたら・・・・・
うらやましい限りである。・・・・・早いはなしタダ乗り以上だ!

でも、好きなクルマを手に入れて、その上価値が上がるのもいいけど、
好きなクルマを手に入れるために仕事を頑張る方がもっといいと思う。
僕は間違いなくこのタイプに属する!

そんな訳で、その頃好きだったクルマを色々と思い巡らしてみたら、
独立したてのころはポルシェとジャガーが好きだったな~と!

ジャガーと言えば、やはりXK140ドロップヘッドクーペが、
真っ先に頭に浮かんだ。

1301

「やはり」と書いたのはこのクルマを単に好きだから言うのではない!
ものすごく貴重で苦い経験をさせてくれたクルマなのだ。

このクルマは23歳で独立して悩みに悩んで最初に手に入れた高級車で、
それこそ「清水の舞台から飛び降りて」しまった!

手に入れたこのジャガーは、特にワイアーホイールになっていることが
希少で、後に知ったことだが、当時日本に一台だったらしい!

1302

その頃のある日・・・・・!

僕の留守中に、展示してあったこのジャガーXK140を近所の若者が、
勝手に持ち出したところから悲劇は始まる。

当時、一人しか居なかった新人社員に、事件の元凶の近所の若者が

社長の僕が了承しているからと、嘘をついて展示場から引っ張り出して

乗って行ってしまった!

それだけの事なら大した問題ではないのだが・・・・・

その新入社員が、出先から戻った僕を見つけて事務所から飛び出してきた!

興奮して真っ赤な顔で「すぐに西陣警察署に行ってください」と言う。
とっさに僕が大きな声で「何があったんヤッ」と聞く!

会社のほんのすぐ傍に北野神社があり、その真向かいが西陣警察署で、
交差点になっている。

その交差点で、このジャガーが四重衝突をして大勢のケガ人を出して
いる・・・・・だからすぐに警察に行ってくれと言うのだ!

ここからが問題なのだが、車検も保険も切れていている状態だけど
ナンバー・プレートは付いている!

詳しい人なら既にお分かりだろう。
こんな事はよくあることで、仮ナンバーで走れば問題はないのだが!

新人社員と近所の若者の素人が二人!・・・だから間違いが起きた。
二人ともナンバープレートが付いているから乗れると思ったのだろう

だが自賠責にも任意保険にも入っていない状態だ。
その上、運転していた近所の若者はただ乗って見たかっただけの事で、
支払能力など全くない!

もっと頭の痛い問題が起きたのは、運転者である近所の若者が、

家を捨てて逃げてしまい行方不明で警察の捜査対象となってしまった!

結果から言うと「五人のケガ人の治療費をクルマの持ち主が支払え」
即ち、所有者責任と言うことだ!

「国」から支払命令の「はがき」が来た!
・・・・・・・こちらにも言い分がある!

クルマを盗まれ、車が全損になり大損をして、
その上自分が起こした事故でもないのにケガ人の補償をしろと言う!

電話ではラチが明かないので運輸省のある霞ヶ関の庁舎に出向いた!

「国」としては法律である所有者責任を追求してくる。

クルマを盗まれた事は別の問題で所有者だからの一点張り!
とうとう雷を落としたら・・・・・最初は毎月千円でいいからと!
結局十五年かかって全額「国」に支払った。

まだある、事故車のジャガーを親しくしていたクラシックカー屋に
売った時のこと。

最初に書いたワイヤーホイールが事故現場で一本盗まれていた。
だから値打ちがないからと、さんざんケチをつけられて仕方なく、
たった二万円で引き渡した!

一年程して事故車のジャガーが綺麗に直って雑誌の広告に売りに出た。
そのクラシックカー屋の広告に「日本に1台・・・」と書くいて、
とんでもない値段を付けているのには驚いた!

そこまで値打ちのあるクルマとは知らなかった僕が無知でバカだった。

事故も霞ヶ関もクラシックカー屋も・・・み~んな怖い!怖い!

こんな話し面白いのかどうか分からないから、よければコメントください!
その他の事でもなんでもいいですから宜しく。

|

«  クルマお宝話(21)AMGとTOMMYKAIRA | トップページ | クルマお宝話(23) 僕の思い出 »

1.クルマお宝話」カテゴリの記事

コメント

いつも楽しみに拝見させて頂いてますよ!
自分が初めて知ったトミーカイラのM18Si以降の開発や生産話等を楽しみに、待ち遠しく思いながらこれからも拝見させていただきます!

投稿: 今日 | 2008年2月 1日 (金) 11時46分

ありがとう、今日さん!
そうなんですよね~、気にはなっているんですが、
トミーカイラまであと少しお付き合いください。

投稿: 富田義一 | 2008年2月 1日 (金) 13時13分

いつも楽しく拝読させていただいております。

クラシックカーが投機対象になることはクルマ好きの人間にとっては非常に複雑な問題に思われます。

近年、海外でクラシックカーのオークションが頻繁に催され、落札価格がネットのニュースを賑わすと、
一般人は
「なんで、あんな古いクルマにあんな大金を?」と思い
クルマ好きは
「以前はこんなに高くなかったのに」と思い
投機家は
「どれを買って転売したら儲かるだろうか?」と思うのでしょう。

投稿: 野村宏一郎 | 2008年7月 2日 (水) 17時13分

遅まきながら、日本の下級役人はこんな奴ばかりです。税金泥棒とは良く言ったものです。お宝話、読み始めるの遅過ぎましたが、読み続けます。トミーカイラ復活を‼

投稿: 髙野 勉 | 2013年3月21日 (木) 20時27分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



«  クルマお宝話(21)AMGとTOMMYKAIRA | トップページ | クルマお宝話(23) 僕の思い出 »