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2007年12月 3日 (月)

クルマお宝話(8)

もうひとつ、おそいクルマの思い出話をしよう!

いつもの様に、京都からクルマで東京の取引先に着いた。
するとそこに、真っ赤な新車同然のFIAT500が鎮座していた。

フィアット500

思わずニッコリするぐらい可愛くて綺麗なヤツに一目惚れ!

「このFIAT500は?」って聞くと
「やっぱり、トミちゃんが欲しがると思ったよ!」 って一言、
これで決まり!

「積載車は?」って聞いてくれたけど「いらない、乗ってくよ!」

何も考えず、ルンルン気分でFIAT500に乗って出発した。
調子はいいし結構走る、なんの不安も持たずに!

青山通りを「似合うよな~このクルマ」なんてひとり言いいながら
東名に向けてアクセルを踏んでいた。

用賀のインターから東名高速に乗ったとたん良くない予感!
「あかん、失敗や!」

今まで乗ったどんなクルマより絶対的に最高速が出ない。

少しの登り坂でもどんどんスピードが落ちてくる。
その上向かい風にあおられたら、90kmすら出ない!

頭の中で瞬間的に京都に着く時間を変更!

「あ~あ、今夜の彼女との食事はパーやな~」

この調子で行くと今日中には絶対に着かない!

いつもなら、ぼちぼち半分の浜松の感覚なのにまだ御殿場。
走れども走れども、気が遠くなるほど京都は遠い!

さすがのクルマ気違いも後悔し、反省した。

やはり、街中チョロチョロのオシャレ車。
高速道路を、しかも長距離を走るなんて!

自分の選択ミスなのに、チンクエチェント(FIAT500)に
八つ当たりしていることに自己嫌悪。

チンクエチェントのアバルト仕様ならもっと走るんだろうな~!

そんなことを考えながら気が遠くなるほど走って、
やっと名古屋を通過したら急に元気が出てきた。

そう言えば18才の時、スバル360で箱根を超えて
小田原辺りの温泉に行ったことがあったが。

京都から12時間ほど掛かったと思うけど楽しかったな~!
友達とふたりでワイワイいいながら。

当然、高速道路などあるわけもなく、それどころか地道が
まだ多く残っていたように思うけど!

でもよく走ったな~僕のスバルは!

スバル360

京都ナンバーでマフラー2本出しの軽自動車が、
箱根の山は天下の剣なのに、どんどん登って行くから
ダンプカーの運ちゃん達がビックリ!

がんばれよ~!って窓から大声で応援してくれた。

当時、他府県ナンバーの軽自動車などほとんど見ない時代。
なんて考えてたら、とうとう京都に着いた。

まぁ、いま考えても懲りないクルマバカですな~!

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コメント

スバル360は僕にとっても懐かしい車です。大学時代友人に乗せられ、東京から北海道1周、知床まで往復しました。
日本の名車ですね。
その後、13万キロ走行後壊れたようです。

投稿: 哲 | 2007年12月 4日 (火) 10時28分

こんばんは!
今日の行田市運動公園で開催のクラシックカーフェスティバルにもスバル360が5台ほど参加して、2ストロークエンジンの甘い排ガスの香りと乾いたサウンドを発しておりました―♫ポポンポポン ポポンポポン ボコボコキュイーン♪~、なんていいミュージックか!
シビルミニマムを極めた百瀬晋六の哲学は時空を超えて不変なのではないでしょうか。

投稿: 真鍋清 | 2011年10月30日 (日) 23時25分

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