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2007年11月23日 (金)

クルマお宝話(5)

この頃、東京で仕入れて東名高速で京都まで走った
回数は100回を超えると思う。

その中でも,特に印象に残っているクルマの話をしよう!

その頃の僕にとって、東京に行くことはクルマの
お宝探しの旅で、楽しくて仕方がなかった。

当然、行きは業者から注文を受けた国産車に乗って
東京に行き、頼んで於いたお気に入りのクルマで、
昼食だけ取ってトンボ帰りが当たり前で、
「しんどい」なんて思ったことなかった。

たまに一泊して、お宝を探すこともあったが、
とにかくクルマに一刻も早く乗りたくて、
乗りたくて、早く帰りたかった。

最初の頃の思いでは、やはりポルシェだが、
何故か911より大好きな356と同じエンジンの
912に魅力を感じた。

憧れの912が手に入り、いよいよ東名高速へ!
当時ほとんど見ることなどない、
911のボデーに乗って見ると、
今まで何台か乗ったことのある356とは随分違う。

新しいポルシェに乗ってる、って感じでグルルルルと
静かに走る。
今の感覚で言うとスバル・レガシーに似てると思う。

静かでフィット感があり、まさにポルシェを着る感じで、
京都に着いても余り疲れなかったと記憶している。

こうなると断然、次は911Sにどうしても乗りたくなり、
確か69年の2リッター911Sを至急に探したと思う。

京都まで東名を走ったが、形は同じなのに
まったく違うクルマで、今までの、「ポルシェを着る」
感じのユッタリとした味わいを楽しむ雰囲気から
一変して、まるで当時のレーシングカーの如き
シャンシャン、シャンシャンとメカニカル・ノイズが
うるさいぐらいに脳を刺激する!

今まで乗ったことのない感覚で興奮し、
気がつけばとんでもなく早く京都に着いていた。

ずっと後の話になるが、今では伝説になっている
73年のカレラRS・2.7など何台も入庫したが、
特に印象に残っているのは2.9にボア・アップした
カレラRSで、とてつもなく早かった。
Rs

これを買ったお客さんは東京まで毎週、
3時間ちよっとで行き来していた。
その代わり、ブレーキパットは3ヶ月で
換えていたけど!

詳しくは後に書くつもりだが、ポルシェ好きが昂じて
とうとう憧れの「904GTS」を手に入れた。

第2回 日本グランプリであのスカイラインGTと
死闘を演じた伝説の「904GTS」そのものを!

スカイラインGTは生沢徹氏(当時、ニッサン・ワークス)
ポルシェ904は式場壮吉氏(当時、プライベート)で、
グランプリ当時の僕にとって、その人も、クルマも、
本でしか見たことのないスーパースター達だった。

後に、そのスカイラインでトミーカイラがDEBUTする
ことになるなど、この時は知る由もない。

Porsche911

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コメント

 904GTSですか。凄い、凄すぎます。
どんどん凄い車が出てきますね。続きを心待ちに致します。

投稿: tkVOXY | 2007年11月24日 (土) 07時29分

こんばんは!さわです(マルニとポルでわかって頂けますか?(^^;
ところで、これが富田さんのお店ですか!!
現在でもポルシェが並んでいるお店は目立つのに、当時のことを考えると、ウ、ウ、うそやろ~!!!

また、車の話聞かせて下さい m(_ _)m

投稿: さわ | 2007年11月24日 (土) 23時48分

tkVOXYさん、さわさん、コメントありがとう!

なんか自分でも思い出しながら書いていると、懐かしくて!
ほんとに、「くるまバカやったな~」とつくずく感心する。

この頃はクルマのことしか考えてなかったから、
何をしても、何があっても苦労とは思ってなかったし、
いま思えば幸せな男ですよ!

まだまだお宝話は山ほどありますから、よろしく!

投稿: 富田義一 | 2007年11月27日 (火) 17時52分

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