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2007年11月30日 (金)

クルマお宝話(7)

Super Seven

僕は仕事があるので、朝一番の新幹線で京都に帰った。
スーパー7は林君(童夢社長)が乗って
今日中に京都に着くだろう!

ロータスが大好きで、詳しい彼のことだから安心だ。
多分、夕方には着くだろう。

いつもの様にバタバタと仕事をし終えた頃、
林君から電話が掛かった!

「もしもし、何処や~?」と僕!
「まだ静岡や、今日はここで泊まる!」
「え!クルマ調子悪い?」
「違う、違う!風が凄くてまともに走れへん」と林君が!

多分、暑い盛りをとうにすぎて、少し肌寒い季節になって
いたと思う。

お飾りのソフトトップだけで、サイドウインドウは無し、
早く走れば冷たい風が、方々から体中に入って来る。
ゆっくり走れば排ガスが巻き込んで窒息しそう!と林君。

super 7_cockpit

仕方がないから東名の川崎で降りて、
ジャンパーとゴーグルとガムテープをやっと見つけて、
首筋とか、風の入る隙間に、ガムテープを張りながら、
やっとのことで静岡にたどり着いた、とのことだった。

今と違って量販店などない時代で、
ヘルメットを隋分探したけど見つからなかったそうだ。
クルマだって今の感覚とは隋分と違う。

「そうか~大変やったんや、すまん、すまん!」

とっさに僕は受話器に向かって言った。
「好きなクルマあったらリクエストして!」
「明日、そのクルマで名古屋まで迎えにいくよ!」

そこでクルマをチェンジして、
そこからは自分で「セブン」を運転して帰るからと伝えた。

と、言うことで彼のリクエスト「BMW2002tii」に乗って
次の日、意気揚々名古屋に向かった。

スーパー7とは正反対で、そのころ誰もが憧れた、
正統派ツーリングカーが「BMW2002tii」だった。

反対に僕は林君には悪いけど、
それほど大変なスーパー7に挑戦したくなっていた。

目立つクルマが2台、約束した場所ですぐに会えた。

だがその時の彼の、とんでもなくもの凄い格好を見て
ビックリした!

長い髪がムチ状態になるからと、
髪の毛をガムテープで止め、すきま風が入らないように
首筋と両手首にもガムテープがグルグル巻きに!

それを見ていかに大変だったか、すぐに理解できた。
ありがとう ご苦労さまでした。

super 7 engine

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コメント

富田さん
tiiって、それほど人気のある正当派ツーリングカーだったんですか!
僕の36才のtiiも、ホント元気です(^^)
週に2度は、峠道も混じった往復30kmを普通に走ってくれてます(^^)

投稿: さわ | 2007年12月 1日 (土) 11時10分

さわさんへ!・・・

当時は02自体がたいへんな人気でtiiはその頃の
「羊の皮を被った狼」的なクルマでしたよ!

僕もその峠道はアルピーヌA110で
始終走ってましたよ!

投稿: 富田義一 | 2007年12月 4日 (火) 10時07分

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