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2007年11月27日 (火)

クルマお宝話(6)

ポルシェ911

ポルシェ911Sは本当に高いアベレージで走れる
マシン
だったが、
静かで、疲れずに長距離を早く走って帰れた
のは以外にもアルファロメオ1300Jでだった。

チューニングレベルが1600GTより高く、
回転の上がりがマニア向きで、
FRらしい抜群の高速走行性だったと記憶してる。

多分この頃から、チューニングに興味を持ち始めた様に思う。
小さな排気量で大きな排気量に勝つマジックに!

でも早いクルマばかりではない。

まったく違った話をひとつ!

東京にも慣れ、親しい同業の友人も何人か出来た頃、
みんな僕が特殊なクルマばかり探すので、
そんな情報があれば教えてくれる様になった。

ある時、自宅に食事にさそわれ話が盛り上がって、
変わったクルマの話になった時、

「そうそう、いまロータス・スーパー7を預かってる!」
って話になった。
「エ、どこにあるの!」
って聞くと自宅のガレージにあると言う。
「すぐに見せてよ!」・・・・・ほんとにあった!

座って見ると極端に位置が低い、
「このまま地面でタバコ消せるね!」
欲しい!・・・・・もう降りる気はない。

座ったままで駄々っ子みたいに、
預かってるだけだから、
と言うのを頼み込んで強引に手に入れた。
ほんとにそのまま出発した、京都に向けて!

今ではめったにない本物のスーパー7。
まだケーターハムは無かったと思うが?

夜の街をスーパー7で東名高速に向かう!
スーツ姿のままで!

まだ9時過ぎだから、飛ばせば夜中の2時ぐらいには
京都に着ける、と思った瞬間!
止まった、スーパー7のエンジンが!

六本木通りで西麻布の近くと記憶してるが!

スーツ姿でボンネットを開けて覗きこんでいると、
後ろにロールスロイス・クラウドⅡが止まった!

ロールスロイス・クラウドⅡ

「僕の修理工場が近くにあるから!」
「このクルマなら大丈夫だよ」って、有り難い声!

「有難うございます」と言いながら薄暗い道路で、
目を凝らして顔を見たら、見たことのある顔!

夏木陽介さんだった。

大のクルマ好きで、イギリス車がとくに好きな事も
何かの本で読んで知っていたが、
まさか、僕がイギリス車でお世話になるとは!

その後20年ほどしてトムスの舘君〈会長)の紹介で
再会してこの時の話で盛りあがった。

工場は六本木の交差点を東京タワーの方へ
少し入ったところの路地にあった。

工場でメカの人達も一緒にクルマ談義をして、
僕が京都までこのクルマに乗って帰ると言うと
「え、ホントに」って、びっくりされてしまった。
多分、この計画はイギリス車に詳しい人には
とんでもない事だったのだろう!

重々お礼を言って、明日取りに来る約束をしてから
その頃、東京によく来ていた林君に電話をしたら、
「面白い、スーパー7は俺が乗って帰っる!」って
ことになり、じゃーよろしく!って言ったけど、
さっきの工場の人達の言葉が頭に浮かんだ!

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